J1ビザで1年半でアメリカに滞在しました。
「無事アメリカに入国できるだろうか・・・」とハラハラドキドキしながら日本を出国したので、同じように不安な方のために実際に私が入国審査を受けたときの様子をご紹介します。
入国の前段階、ビザ面接の詳細は以下の記事をご覧ください!
到着から入国審査まで
私の場合、JFK空港から入国しました。
飛行機を降りてエスカレーターを降りると、すぐ目の前が入国審査ゲート。
ESTAで入国する場合は無人の機械(航空会社の自動チェックイン機みたいなやつ)の列に並びますが、ビザを持つ人は「Visitor with Visa」の列に並びます。
Visaでの入国の場合は機械の操作はなく、入国管理スタッフとの質疑のみ。
入国審査の流れ
(1)パスポートと搭乗券を渡す
(2)最初の簡単な確認を受ける
私の場合、ここで聞かれたのは「J1 visa?」のみ。
「Yes.」と答え、DS-2019の用紙を渡しました。
出国前、会社の人事担当者や同じようにJ1ビザで滞在した人から「DS-2019の用紙はスーツケースではなく必ず手持ちのかばんに入れておくように」と強く言われていました。
私の場合出せと要求されたわけではないけれど、焦らず入国審査を乗り切るためには手持ちカバンにしっかり入れておきましょう。
(3)右手の指紋採取と顔写真撮影
指紋採取は右手だけでした。
(4)追加質問を受ける
私が聞かれたのは下の3つの質問。
What will you do in the US?
Where will you live?
What exactly is the program?
特に、J1ビザで滞在する期間中に行う研修の内容を細かく聞かれました。
心配していたよりも質問もあっさりしてたしすぐ解放されて一安心・・・。
荷物受取から出口まで
入国審査に合格すると、すぐ目の前がBaggage Claim(預け荷物の受け取り場)。
パネルに表示してある便名の隣にある数字の荷物受取場まで行き、自分のスーツケースが出てくるのをひたすら待ちます。
ちなみに、私は1年分の荷物をスーツケースに入れてきたので荷物の重量を10キロ近く超過しました・・・
味噌とかしょうゆとか、日本の調味料をひととおり持ってきたんです。
(実際はアメリカでも簡単に入手できるので、持ってくる必要は全然無かった・・・)
荷物を受け取った後、EXIT(出口)の方に進むと税関検査があります。
ここで、機内で書いた税関申告書を提示します。
前の年に新婚旅行でフロリダに行ったときは質問攻めだったのに、今回は申告書を見せたらそのまま無言でスルー。
これぞアメリカあるあるの「担当官によって対応が全然違う」です。笑
税関検査を通過すると、すぐ出口。
歩く距離も少ないし、JFK空港はホント入国しやすい空港だと思います。
まとめ
私の経験から、J1ビザで入国で準備すべきは以下の2点のみ!
・DS-2019の用紙
・プログラムの詳細を英語で言えるようにする
といっても、何が起こるか分からないのが世の常。
・当日予想外の質問をされたり、
・そもそも質問間の英語がチンプンカンプンで何を聞かれているかも分からない、
なんてことも起こるかもしれません。
実際、私の到着から一ヵ月後にJ2ビザで一人で渡米した私の主人は英語力ほぼゼロ。
質問されていることも分からず困ったみたいですが、以下の2つを守って無事入国できました。
①持たされた書類を全部渡す。
②聞かれていることが分からないのに適当にYes/Noと答えない。分かる範囲で誠実に受け答えする。
なので、想定外のことが起こっても焦らず落ち着いて審査官とコミュニケーションしましょう!
私がアメリカに到着したのは2017年2月上旬。
トランプ大統領が就任直後に中東7カ国からの渡航者の入国禁止令を出し、空港で人種差別反対デモが活発だったタイミングでした。
到着日は平日だったこともありデモは行われていませんでしたが、物騒な機関銃を持った兵士たちが空港を巡回していて、物々しい雰囲気でした。
同じくJ1ビザで入国される方、あまり心配せずにアメリカに来てくださいね☆
J1ビザで滞在できる期間は最長でも一年半と短いですが、限られた時間内で濃いアメリカライフをすごしましょう(^^*)