RIOの日記

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【ネタバレ有】「殺人を無罪にする方法」シーズン2の感想〜ヴィオラ・デイビスの怪演光るサスペンス!

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クライアントの利益を追求する法廷ドラマ

刑事事件を専門に扱う敏腕の女性弁護士・アナリースと、彼女が受け持つ大学の講義の受講生兼彼女のオフィスのインターン生が繰り広げる法廷ドラマ。

 

各エピソードでは、アナリースが担当する事件をインターン生たちと解決する1話完結のスタイルですが、シーズンをとおして一つの大きな事件の謎を解いていきます。

「how to get away with murder season2」の画像検索結果

この作品を面白くしている特徴の一つは、エピソードを通じて解き明かす大きな謎を、時間を行き来して描いているところです。シーズン2では、しょっぱなからアナリースが撃たれて瀕死のシーンが流れ、シーズンの15話を通じて徐々にその日の出来事やその背景にある過去を描いています。

 

アナリースはなぜ撃たれたのか、誰に撃たれたのか、その日の夜に何があったのか・・・。全エピソードから目が離せなく、一気見必至の作品!

 

シーズン2では、シーズン1では描かれなかったアナリースの過去が明らかに。シーズン1の最後でライラを殺した真犯人が明らかになったけど、その真犯人がライラを手にかけた本当の理由もそこで明らかになります。

 

主演女優ヴィオラ・デイビス

主人公の敏腕弁護士・アナリースを演じているのはヴィオラ・デイビス

映画「フェンス」で2016年度のアカデミー賞で助演女優賞を受賞した実力派女優だし、アカデミー賞の受賞スピーチで彼女のことを見た人も多いのではないでしょうか。

 

目に涙を浮かべながら、女優という職業の素晴らしさと決意を訴える彼女のスピーチが、今も心に残っています。

www.cinematoday.jp

 

別の記事で、彼女は幼少期にとても貧しい生活をしていたと知りました。たくさんの苦労をしているからこそ、人生を必死に生きていて、自分の価値観・倫理観を確かに持っている、とっても強い女性なんだと思いました。

ヴィオラ・デイヴィス、幼少期の写真はたった1枚だけ。その理由は...【アカデミー賞】

 

そんなヴィオラが演じるアナリースも、はたから見ると【鉄の女】そのもの。部下やインターン生に気を使うことなくストレートな物言い。目的のためなら手段を選ばない。

 

でも、内心は他の女性と変わらず、自分の判断に迷うこともあれば傷ついて弱気になることもある。そんな表と裏の顔に、思わず共感してしまいます。

 

アメリカでの刑事裁判

日本と違い、アメリカの刑事裁判には司法取引という制度があり、弁護士と検察官が一つの事件について取引を行うことがあり、これが「殺人を無罪にする方法」に限らずアメリカの法廷ドラマを面白くする要素の一つになっています。司法取引は英語で「Plea Deal」という呼ばれ、シーズン2でもたくさん耳にしました。

 

日本人には理解しにくい司法取引

 

ちなみに、ゲーム「逆転裁判」ナルホドー弁護士の決め台詞「異議あり!」は英語で「Objection!」、異議が認められる場合は「Sustain」、異議が却下された時は「Overrule」。

 

あまり法廷ドラマ以外では耳にしない単語かも(汗)

まとめ

今月末からは、アメリカでシーズン4の放送がスタート。今月放送されたエミー賞では、受賞は逃したものの主演のヴィオラ・デイビスは主演女優賞にもノミネートされていました。

 

アナリースやウェスやその他のインターン生たちは、サムの事件以降どんな出来事をへて、どこに向かっていくのか。

 

先が読めなくて、ハマったら睡眠時間削って一気見してしまう、中毒性の高い作品です☆

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