RIOの日記

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「世界の大富豪2000人がこっそり教えてくれたこと」を読んで、人生を少しだけ豊かにする考え方を知った。

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ビジネスマンの趣味ともいえるゴルフ。

筆者がそんなゴルフ用品メーカーに勤務していたときに知り合ったという、いわゆる大富豪との実際の会話から学んだ彼らの人生観がコンパクトにまとめられた本。

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年明けにアマゾンのPrime Readingで一気読みし、心機一転、いい新年のスタートを切れたような気がします。

 

この本に書かれている大富豪の知恵は、目新しいことは何もないんです。だからこそ、当たり前のことを身に付け継続することの大切さと難しさを改めて知りました。

 

今回は、私がこの本の中で特に印象に残った3つの知恵を紹介します♪ 

1. その買い物にはどんな価値があるか? 

彼らがお金を使うときは、単に「ほしいから」というだけではなく、一つひとつ、きちんと目的があるのです。彼らのように、目的を考えて消費する習慣をつけなければ、ただ物欲のままにお金を使う生活から抜け出せません。

もし何かほしいものがあるなら、まず買う前に、「それを購入することによって、どんな価値が自分にプラスできるか?」と考えることです。

「これを買うことで自分にどうプラスに働くか?」という視点を持って買い物をしたことがなかったので、ハッとさせられました。

 

「人気でみんな持ってるから」「セールでお得だから」とつい買ってしまいがちな私ですが、買い物カゴに入れる前に、一歩立ち止まり、お得かどうかに惑わされず、自分にとって価値があるかどうかを考える癖を付けたいですね。

 

そうすることで、無駄な浪費を抑えるとともに、常に自分を進化させたり生活を豊かにさせる意識を身に付けることもできそう。

2. 自分へのご褒美

幸せなお金持ちたちが、そんなふうに「自分へのご褒美」にお金を使うというのは、聞いたことがありません。なぜかと言えば、お金の使い方が、未来でなく、過去に向いているからでしょう。

自分へのご褒美がお金の無駄遣いにつながっていることは、なんとなく理解しているつもりでした。

でも、筆者の「お金の使い方が未来ではなく過去に向かっている」という表現に、なるほど、と納得。

 

過去の自分の頑張りや実績に対してお金を払ったところで、その考え方は、自分の未来の成長ではなく結局ただの自己満足でしかない。

 

1つめの知恵にも通じる考え方かも。

 

例えば、同じ「旅行」に対してお金を使うにしても、目的が「自分へのご褒美」だとブランド品のショッピングなど、自分の成長に結びつかないことにお金を使ってしまいがちで、旅行後に結びつかない。

だけど目的を未来に向けて、例えば「英気を養う」と設定するだけで、マッサージや観光にお金を使っても、旅行の後の生活に一層励むための良いお金の使い方、とも言えそう。

 

お金を使うときは、過去や今を見るのではなく、常に将来・未来を見据えて、どうプラスに働くのかを見極めるだけで、同じ金額の出費でも有益に働き、ひいては自分の人生もその分少し豊かになりそうですね。

3. 平等に与えられているからこそ大切にしたい時間

「富と、時間と、名声。この中で一番大切なものは何だと思う?」幸せな大富豪たちであれば、間違いなく同じ答えを導き出すことでしょう。それは、「時間」です。なぜ時間がそんなにも大切かと言えば、それは唯一、大富豪にも貧乏人にも、平等に与えられるものだからです。

(略)

貧乏な人の多くは、お礼状を書くような簡単なことすら、つい「後回し」にしてしまいます。しかし、いざ行動してみれば、それほど時間がかかることではありません。ただ億劫で動かないだけです。

うーん、最後のたとえは耳が痛い(笑)

面倒なことって、つい先延ばしにしちゃうんです。

だから私は大富豪じゃないのか!(笑)

 

この本を読んだあと、仕事でも私生活でも、面倒なことに直面した際にこのお礼状の例え話が頭をよぎり、さっさと片付ける癖が徐々についてきました。

面倒な業務メールの返信、エントランス階にあるマンションの事務所への用事など、生活するうえで面倒なことを挙げたらキリがない!

 

でも、すぐに片付けてしまった方がよっぽど時間を有効に使えるし、良いことだらけ。

 

まとめ

どこかで聞いたことあるけれど、でもなかなか実践できていなかったような大富豪たちの知恵が、一冊の本にまとめられていてとても興味深かったです。

 

成功して大富豪となるような人は、当たり前のことをこなすという、一見簡単だけど実はちょっと面倒で難しいこともきちんと実践している人たちで、グータラとただ毎日を過ごしているだけでは、そうはなれないんだなぁ・・・と痛感。。

 

さらっと読めてしまうので、普段あまり読書をしない方にもオススメ。

筆者のトニー野中さんは、似たような本を何冊も出しているし、自己啓発のセミナーなんかもされているそう。

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