評判や前知識なく、軽い気持ちで鑑賞。
そしたらなんと上映時間3時間超!
でも、そんなに長かったとは感じないほど引き込まれました。
感想
フィリップ・ホフマン・シーモア
など、超有名な俳優さんたちが豪華共演。
でも豪華キャストのときって、話自体は微妙・・・っていうのがあるあるだけど、
「マグノリア」は違います。
人生の「後悔」がメインの群像劇。
「なんかわかるなぁ」と共感しつつ見てました。
誰もが感じている感情にスポットを当てて、群像劇を一つのストーリーにまとめていたと思います。
個人的には、トムの演技よかったー。
ストレートの長めの髪で、いかにも軽薄そうで信頼ならない雰囲気満点なのに、父親の死に際にはストレートに感情を出して悲しんでいるのが、なんとも人間臭くて。
この写真は、危篤の父親とのシーンだけど、口汚ない言葉で罵りながらも、父親との別れを悲しんでいる姿に心打たれました。
最後、気持ち悪いほどにカエルが降ってきたのは・・・なんでだ(笑)
聖書にかけたとか、いろいろ諸説あるようですが、真実は分からず。
なんとも不思議な雰囲気のある作品で、でも人の人生を見ながら自分の人生をすごく見つめなおさせる作品でした。