RIOの日記

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映画「10クローバー・フィールド・レーン」 -- …怖かった(ネタバレあります)

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前作を見ていなくても楽しめる、ホラー作品

2008年に公開されたクローバーフィールド/HAKAISHAの続編。

前作とのストーリー的な関連はないので、前作を見ていなくても十分楽しめます。

 

前作は、ナゾのエイリアンに突然襲われて逃げ惑う人をホームビデオで撮影した作風のパニック映画。

 

エイリアンの正体や行動にはあまり焦点をあてず、逃げ惑ってパニックに陥る人間の様子にフォーカスし、ホームビデオの映像の効果もあってかなり臨場感のある映像作品でした。

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今作は、パニックや恐怖にミステリー的な要素も加わっています。

 

 

ホラーポイント1:ハワード

主人公のミシェルは交通事故に逢い意識を取り戻すと、ハワードの地下室に監禁されていました。
ハワードは、「地球はエイリアンに襲来され、空気は汚染され病気が蔓延しているから地下室が安心。だから君はここから出られない」と言いますが・・・。


普通に考えて、「何言ってんの」って感じですよね(笑)

 

当然ミシェルも信じるわけもなく、脱出を試みます。

 

ですが、ハワードの話を裏付けるような出来事もあり、また徐々にハワードの優しさを感じたミシェルはハワードを信じてしまいます。

 

ある日、ミシェルはハワードの小さな嘘に気づきます。

娘だと言って写真を見せてくれた少女は、実はハワードの娘ではなく失踪した別の少女でした。

そこからまたミシェルの疑念が大きくふくらみ、ハワードは過去にも女性の監禁事件を起こしたのではないかと疑います。

 

先日見た「ルーム」にも少し通じる、女性を監禁する男の人の怖さがまずは一つ目のホラーポイント。 

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優しく声をかけてご飯もくれるけど、少しでも不穏な動きがあるとキレて手が付けられなくなって身の危険を感じる…

この世の中、どこで起きてもおかしくない「ホラー」ですね…

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あと、最後にミシェルが脱出を試みる際に、あらゆる手段でハワードを倒すのに全然死なず何度も起き上がってはミシェルを仕留めようとする執念も怖かった…

 

ホラーポイント2:なぞの病

ハワードの話をまったく信じていなかったミシェル(私も)ですが、脱出を試みたとき、あと扉ひとつで外に出られるというところで、別の女性が扉の外に来て、激しく助けを求めます。

 

その女性の皮膚はただれ、様子も普通ではなく、何度も扉に頭を打ち付けて死んでいきます。

その光景を見てミシェルもハワードを信じるようになるのですが…

 

その女性の死んでく様子が鬼気迫るものがあり、結構短いシーンではあったけれどとっても怖かった…

 

ホラーポイント3:エイリアン

クローバーフィールド」といったらやっぱりエイリアン・・・かな。

今作もちゃんと出てきます。かなり終盤に(笑)

 

ミシェルがハワードの監禁から逃れて外に出て車で逃げようとすると、車の防犯機能の大きな警告音が響き、近くにいたエイリアンに気づかれてしまいます。

 

そこからミシェルはエイリアンに追跡され、つかまり、食べられる寸前でエイリアンを倒して逃げるのですが、エイリアンはなかなかグロくて気持ち悪く、変な音を出すし、こういうホラー系・パニック系が得意ではない私は「うわー・・・」って思いながら見てました(笑) 

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まとめ

私的には、ハワード自体が十分ホラー要素満載だったのですが、一緒に見た旦那さんは、「あれはミシェルがハワードを刺激するような言動をしすぎるからだよ」みたいなことを言ってて、人によって全然見方違うなぁと改めて実感。

 

上映時間は1時間45分

ホラー・パニック映画としては長いなぁって印象だけど、実際に鑑賞しているときは実際の時間ほど長くは感じませんでした。


ホラー苦手な私も全然大丈夫だったし楽しめた。
この10クローバー・フィールドはJJエイブラムス監督作品ですし、普段ホラー見ない方もぜひ見てみても良いと思います!

 

 

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