日本より一足先に公開されたため、先日3Dで鑑賞してきました☆
キングコングの宿敵スカル・クローラーとコングが衝突!『キングコング:髑髏島の巨神』本編映像
あらすじ
1933年に製作された特撮映画の古典「キング・コング」を筆頭に、これまでにも数々の映画で描かれてきたモンスターの王者キングコングの起源を、コングの故郷である髑髏(どくろ)島を舞台に描いたアドベンチャーアクション大作。
神話の中だけの存在とされてきた髑髏島が実在することが判明し、未知の生物の探索を目的とする調査遠征隊が派遣される。島内に足を踏み入れた隊員たちは、あちこちに散らばる骸骨や、岩壁に残された巨大な手跡を発見する。
やがて彼らの前に、神なる存在である巨大なコングが出現。隊員たちは為す術もなく、凶暴な巨大生物から逃げ惑うが……。
「マイティ・ソー」シリーズのトム・ヒドルストンが調査遠征隊の隊長コンラッド役で主演を務め、「ルーム」のブリー・ラーソン、サミュエル・L・ジャクソン、ジョン・C・ライリーらが共演する。
アメリカの特撮映画のキャラクター、キングコング
キングコングが最初に作られたのは意外と古く、1930年代。
大ヒットを受け、その後現在に至るまで何度も続編が製作されてきました。
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日本の怪獣作品・ゴジラにも登場したことがあり、私はそれを見ていたのでてっきりキングコングは日本のキャラクターなんだと思っていましたが、アメリカが元祖のようです☆
ちなみにキングコングがはじめて公開された1933年とは、ドイツでヒトラーが首相に就任した年。
そう考えると、時代がひとつふたつ違うような、相当昔のような感じがしますが、そのときに生まれたキャラクターが2017年の今も観客を興奮させるのは本当にすごいことだなぁと感じます。
現代の最新技術を使って表現される大迫力の怪獣
私は怪獣映画をたくさん見てきているわけではないのですが、キングコングの巨大さや迫力はもちろん、毛並みや表情がすごく自然に描かれていて圧倒されました。
キングコング以外にも、髑髏島に生息する巨大な怪獣たちがたくさん出てきます。
鳥や牛、爬虫類のようなものなどたくさんの種類の生物をモチーフにしたような怪獣が多かったのですが、どれも強そうで怖かった・・・
特に、足が細くて長い昆虫みたいな怪獣が怖かったです(コイツ)↓
どう怖いのかは、作品を見てのお楽しみ(?)ということで!笑
さまざまな思惑が交錯
過去に見てきた多くの怪獣映画もそうでしたが、単純に
怪獣VS人間
と片付けられない構図になっています。
「人間」には2通りのタイプがいて、
キングコングに部下を殺され復讐を遂げたい兵士と、キングコングに理解を示し平和に島を去ることを望む調査隊員。
なんかこの構図は結構あるあるというか既視感が・・・汗
映画じゃないけど、ウォーキングデッドとかも、単にゾンビVS人間ではなく、人間がピンチな状態なのに人間同士で争ったりしてますもんね・・・いつも見てて、「仲良く出来ないのか~」ってやきもきしてます笑
そして、怪獣界でも勢力図は複雑なようで、こんな強そうでもはや何の怪獣かも良く分からない強敵がキングコングのライバル。
両者の対決もかなり見ごたえありました。
MYベストはSamuel L Jackson☆
「ソー」シリーズでロキを演じたトム・ヒドルストンや『ルーム』のブリー・ラーソンなど日本でも知名度や人気が高い俳優人が多く出演していましたが、
私がこの作品で一番のベストはSamuel L Jacksonでした☆
基本、キングコングは想像通り劇中でもキレてる状態が多かったけど、それに負けじとSamuel L Jacksonが演じる隊長も結構常にめっちゃキレていて、怒りが原動力なのはまぁまだいいけれど、他人もそれで巻き込むあたりが若干迷惑なヤツって感じでした。
でもホントその怒りまくってて若干迷惑なヤツっていう強烈な個性を、キングコングがいてもかすまず確立したところがすごいなぁと思い、とっても印象に残りました。
感想
下調べもなく「キングコングが髑髏島で暴れる作品かな」なんていう程度の知識で見に行きましたが、案外間違ってなかった!笑
去年、シン・ゴジラを見たけど、個人的にはキングコングのほうがストレートかつシンプルな内容で気に入りました☆
巨大なキングコングが暴れて、人間が抵抗しようとして、キングコング以外にも超強そうなデカイ怪獣がたくさんいて、とにかくゴタゴタバタバタしている感じが面白かったし、やっぱり怪獣たちの圧倒的な迫力はスクリーンで見ると余計に興奮しますね。
あと、キングコングもただ暴れるだけの巨大ゴリラってわけではなくて、髑髏島に住む別の怪獣が困っているときは助けたり、髑髏島に来た人間のことを守ろうとしてくれたり、単なる暴れる怪獣じゃなくて何らかの感情や思考を持っているような気がする振る舞いとかがところどころに見れて、
イケメン!
って感じでした・・・汗
映画館の大きなスクリーンと迫力ある音響システムで鑑賞するのにぴったりの作品ですので、ぜひ映画館で鑑賞ください☆