アメリカのイースターの様子
2017年のイースター当日は4/16(日)でしたが、木曜日くらいから会社や学校をお休みする人が増えてきます。
私は毎日車で通勤しているのですが、木曜日くらいから道路はガラガラ、毎日混むポイントって数箇所あるんですが、どこもスイスイ。
そして、直前の金曜日はGood Friday(聖金曜日)と呼ばれ、私の会社は1/3くらいがもともとお休みを取っていて、働いている人たちも3:30には帰宅してOKということになりました。※Good Fridayについては、後半で少し解説します!
スーパーでは、イースター関連のチョコレートやクッキー、ケーキなどが並びます。
見てください、この不健康そうなケーキ!笑
そして、イースター当日は5番街でイースターのイベントをやっていると聞いて、ニューヨークの市内に遊びに行きました。
5番街は、ニューヨークの市内の中でも、ティファニーやヴィトンなどのハイブランドの路面店が立ち並び、いまや国のシンボルともなったトランプ大統領のマンション、「トランプタワー」もある超高級エリア。
イースター当日は、頭にカラフルなお花をつけた帽子をかぶって春らしい明るい色のドレスを身にまとった人たちがたくさんいました★
やっぱり、外国の方はこういう衣装が似合う!(;▽;)/
すごく華やかですよね★
そして、ついでに5番街にあるセント・パトリック教会を見て来ました。
ガイドブックに載っている観光スポットで、タイムズ・スクエアからも歩いて数分の場所にあるのですが、ハイブランドの路面店が並ぶ中に、荘厳で立派な教会があってすごく目立っています。
この教会は、1878年に完成した歴史のある建物で、道路を挟んだ目の前には、ロックフェラーセンターのアトラス像がいます♪
イースターってどんな日?
私は数年前に、ディズニーランドの催し物でイースターという存在を知りましたが、
「うさぎ」
「カラフルなタマゴ」
という印象しかありませんでした(^^;)
イースターとは、十字架にかけられて処刑されたキリストの復活を祝うお祭りで、キリスト教の国や地域ではとても重要なイベントの一つとされているそうです。
日本では、ディズニーのイベントを通じて知名度が上がっているので、楽しいお祭りっていう感じでしたが、実際には宗教的にとても重要な意味を持つ日なのです。
イースター当日に朝テレビをつけると、キリスト教の偉いお方の聖書の解説などの様子が放送されていました。ニューヨークのパレードはあんなにお祭り騒ぎだったのに!笑
うさぎは子だくさんで、タマゴも新たな生命を宿すものなので、どちらもイースターに欠かせない存在なんだそうです。
ついでに、聖金曜日(GOOD FRIDAY)についても★
イースターは、毎年日曜日にあたりますが、その直前の金曜日は聖金曜日とされ、イースターと同じくキリスト教にとってとても重要な日なんだそうです。
私の50代くらいの同僚は、「もう自分や子供たちはあまりしないけど、親の世代はGood Fridayは断食していた」と言っていて、熱心な教徒さんたちは今も昔の慣習を守っているそうです。
なんで断食するのかというと、Good Fridayは単語の響きからは想像できないけど「受難日、受苦日」といって、イエス・キリストの苦難と死をたたえる日なんだそうです。イエスは、自ら苦難や死を受け、それを死の三日後に復活したことによって乗り越えたと考えているので、受難というのはとても大事だと思われているらしいんです。
キリスト教が盛んな国では、このGood Fridayは国の祝日に指定されていることも多いそうで、アメリカは国の祝日ではないけれど祝日としている州もあるらしく、とても重大な意味を持つ日のようです。
自分がキリスト教を信じるかどうかというのはさておき、こうやってイースターの由来を知ったり海外の人がどうやってその日を過ごしているのかを知ることは、とても良い機会だったと思います。