珍しく仕事が忙しくなり、たくさん映画見たりお出かけしたのに全然ブログに記録できない日が続いて、久しぶりの更新(;▽;)
先日、クリストファー・ノーラン監督の最新作で話題の「ダンケルク」という映画を見てきました。
以下、内容には触れないですがネタバレ絶対避けたい方は映画を鑑賞したあとにご覧いただいたほうがいいと思います☆
戦争映画を「体感した」ような感覚
IMAXの大きなスクリーン × 高性能の音響
この組み合わせの効果で、まさに映画の中にいる感覚に。
戦闘機、爆撃、銃撃・・・といった、乾燥して耳障りで体の芯に響くような音が容赦なく襲ってきて、「音」がすごく効果的に使われていたと思います。
人物描写はほとんどありません。
まさに戦争を描いた作品。
なので、セリフもほとんどない。
淡々と進行し、その中に人間ドラマなどはほとんどない。
先日見た「ハクソー・リッジ」とは、同じ戦争映画だけどアプローチはまったく違うなぁと思いました。
あの作品は、デズモンドという1人の人を通じて、戦争の悲惨さや人の強さ・優しさを対比させて両者を際立たせることで強くメッセージ性を出していました。
一方、「ダンケルク」は気持ちに訴えるのではなく、映像や音響で戦争を表現し観客に疑似体験をさせることで、戦争を伝えようとしているのかな。
実際、ノーラン監督はインタビューで、「この作品を楽しんで欲しいというより、体験して欲しい」という趣旨のコメントをしています。
『ダンケルク』世界興行収入が3億ドル突破!ノーラン監督「観客にこの作品から何かを得てほしい」 | ORIVERcinema

- 作者: James Mottram,Christopher Nolan
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ぜひIMAXで見てみてほしい作品
IMAXって高いですよね。
特に日本だと、3Dじゃなくても大人1人2200円。
ちなみに、私が行ったニューヨークのアメリカ国内最大級のスクリーンサイズのIMAXシアターの鑑賞料金は、大人1人17ドル。
なのでお近くにIMAXシアターがあれば、ぜひ!
料金高いけど、元は取れます。絶対その価値あります!
7月末から世界各国ではすでに作品が封切られていて、館数の限られたIMAX上映の収入が全体の約23%を占めているそう。
魅力的なキャスト陣
個人的には、トム・ハーディがもう超かっこよくて、それだけでももう満足で、ミーハー心がだいぶ満たされましたが・・・w
キリアン・マーフィ、マーク・ライアンスといった渋くて雰囲気のある俳優さんたちが、セリフのほとんどないこの作品の中で人間らしさを存分に醸し出していました。
1Dのハリー・スタイルズも、期待していたよりずっとよかった。
ちょっと最初は心配していたけれど、演技もよかったし彼自身も役や映画のシーンに合っていたし、若い子がこの映画を見るきっかけにもなるだろうし。
日本では9月9日に公開予定。
あと一ヶ月、楽しみですね♪