映画「ローガン・ラッキー」の感想をネタバレ無しで☆

「オーシャンズ11」の監督、スティーブン・ソダーバーグの最新作「ローガン・ラッキー」を見てきました。

Rotten Tomatoesでは批評家から高評価だったので期待度高めで見に行きましたが、評判どおりなかなか楽しめる作品でした(^^*)

Logan Lucky (2017) - Rotten Tomatoes

あらすじ

職場をクビになった足の悪い兄と、片腕のない弟の兄弟の物語。

アメリカ最大のレースイベントであるコカコーラ600の工事現場で働いていた兄のジミーは、そこで知った情報を使ってイベントの売上金を強奪する計画を思いつく。

そこで、刑務所にいるジョーとその仲間を誘い、一攫千金を企てる。

映画『ローガン・ラッキー』日本版予告編

ちなみに"コカコーラ600"とは？

アメリカのメモリアルデー（5月最終月曜日の祝日）に、ノースカロライナ州で開催される大規模なカーレースイベント。

感想

ジョークやユーモア溢れるエンタメ作品！

キャラクター同士の掛け合いがコミカルで軽快なので見やすくなっていました。

クスっと笑ってしまうシーンも多く、まさにエンタメ作品。

Game of Thronesのジョークも取り入れられていたそうです。

私はドラマ未見なので気付かなかったけれど、人気ドラマだしドラマを見ている人には嬉しい仕掛けかもしれません。

メインの見どころはもちろん強盗シーンだけど、解雇・離婚・帰還兵・障害といったローガン兄弟の置かれた状況が、アメリカの社会の一部を切り取っていて、そんな中なんとか一矢報いようとするローガン兄弟の姿に、観客は共感しやすいのかな、なんて思いました。

豪華なキャスティング

ローガン兄弟を演じたチャニング・テイタム×アダム・ドライバー。

なんかこの脱力感というか、やる気のなさがいいですよね(笑)

アダム・ドライバーは、あと約3ヶ月後にはこんな感じの姿に一変します。

カイロ・レン！

いやー、スター・ウォーズ最新作も楽しみ。

そして、新しい一面を見せてくれたのがダニエル・クレイグ。

どうしてもジェームズ・ボンドのイメージが強いですよね。

イギリスのスパイだけあって、オシャレなスーツ姿でスマート。

めちゃくちゃかっこいい･･･

それが一転

ローガン・ラッキーでは白黒シマシマの囚人服姿。

なかなか斬新･･･新鮮･･･

そしてコミカルなシーンも多く、脱007を感じさせてくれました。

そんなダニエル・クレイグは本作のプロモーションのために出演したTV番組で、次回もジェームズ・ボンドを演じることを明言。

www.bbc.com

降板の噂が絶えず憶測が飛び交う中、自らの口でハッキリさせてくれました。

次回作がラストだそう。やっぱりそれを聞くと残念な気持ちも強いけど、イギリスには007を演じることのできる実力を持つ俳優さんがたくさんいるので、新生007もまた楽しみですね。

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ローガン・ラッキーはカーレースが舞台ですが、アメリカでは色んなスポーツが盛ん。

先月からはUSオープンも始まり、ニューヨーク市内は観戦者で道路が大混雑。

せっかく近くに住んでいるから試合見に行きたかったけれど、週末のチケットはどれも1000ドル近くするのでまったく手が出せない･･･

その代わり(?)に、先日メジャーリーグの試合を見に行きました。

メッツ×レッズ戦。

元ヤクルトの青木選手がメッツに移籍し、その日も2番でスタメン出場してました。

青木４の１で10戦連続安打 メッツは勝つ - ＭＬＢ : 日刊スポーツ

ニューヨークは日が落ちると20度くらいで涼しいけれど、やっぱりスタジアムで野球を見ながら飲むビールは格別☆