2017年も、本当にたくさんの海外ドラマに出会い、没頭しました。
素晴らしい作品ばかりだったけど、やはりナンバーワンは
『This Is Us』
海外ドラマは次へ次へと見進めることが多かったけれど、この作品は珍しく
先を見るのがもったいない、もう一度じっくり見て堪能したい、
という気持ちにしてくれたので、余計印象深かった。
以下ネタバレが含まれますが、『This Is Us』シーズン1についてご紹介します。
あらすじ
誕生日が同じ36歳の男女3人。
自分が演じる役に嫌気がさしているイケメン俳優、“脱肥満”を目標に努力する女性、幸せな家庭を築いているエリートビジネスマン。
置かれている状況も性格もまったく異なる彼らには、同じ誕生日以外にも共通点があった…。
それぞれが人生の壁を乗り越えようとする中で、大切なものを見つけだす。
そして、3人の運命の糸がたぐりよせられる。
※NHKの公式HPより引用
- "イケメン俳優"はケヴィン
- 脱肥満を目指す女性がケイト
- 黒人のエリートビジネスマンがランダル
3人は「三つ子」の兄弟だが、実はケヴィンとケイトと一緒に生まれてくるはずの3人目の赤ちゃんが死産で、お産当日に捨て子としてたまたま病院に連れて来られたランダルを、3兄弟の両親・ジャックとレベッカが自分たちの子供として引き取る。
三兄弟が生まれたこの日から、このドラマは描かれます。
三つ子が36歳になった現在と、三つ子がそれぞれ生まれ育つ時代と、時間軸を移動させながら家族を描く作品。
毎日の生活の幸せさを描いている
この作品の素晴らしさは、その一点に尽きると思います。
ストーリーの中心は、ピアソン一家。
子供が三つ子であることを除けば、なんの変哲も無い普通の家族です。
でも、それって実はとっても幸せなことなんだということを忘れがち。
昨日と同じように平穏な生活を送るってことは、毎日努力しなければいけないし、家族支え合わないといけない。
時に困難なことがあっても、家族支え合わないと乗り越えられない。
視聴者が生きてきた中で一度は感じたことが描かれていて、とても共感しやすいのだと思います。
そして、子供時代の経験とか思い出って、大人になっても根強く残っているものなんだなぁ、と改めて感じるし、子育てって子供時代だけじゃなくてその人の人生そのものの基礎になる、すごく大切なことなんだなって思いました。
三つ子の父・ジャックの懐の深さに惚れる!
これは完全に女性目線ですが(笑)
ジャックの良い夫ぶりに、こっちが惚れてしまいます。
ロマンチックでレベッカを深く愛するいい夫であり、
働きながらも妻と子供達を何よりも優先するいい父でもあり。
「この人がいれば大丈夫」と安心感を与えてくれる男性ってすごい!
いつもその頼りになる姿に胸キュン(笑)
私は、物心ついた時からシングルマザーの家で育ちました。
母は父としての役割も発揮するスーパーお母さんだったので、父親のいない不自由さとか寂しさとか一切感じないまま大人になりました。
シングルの家で育つ子供として、一番恵まれた環境だったと思います。
その分、母の並大抵でない努力が陰にあることも十分承知ですが。
父親がいなくても子供は幸せになれるって、私自身人生を通じて学びました。
でもこのドラマを見ると、父親っていいなぁって心から感じました。
賞レースも席巻
2016年から放送を開始するやいなや高評価を受け、新シーズンの作品としては珍しく、翌年のゴールデングローブ賞でドラマ部門の作品賞を受賞。
先日ノミネートが発表された2018年の同賞でも作品賞をはじめ、複数部門でノミネートされています。
シンプルな家族ものと思いきや、過去と現在との2つの時間軸を巧みに使い分ける非常に練られた構成とピアソン一家とその周りの人物のキャラクターに、視聴者として面白さを感じるだけでなく、作品そのものも客観的に高く評価されています。
1シーズン18話ほどと見やすく、この年末年始休暇にご家族と見るのにぴったりな作品です♪
2017年も、This Is Usだけでなく、面白い海外ドラマにたくさん出会えました。
来年も、映画に海外ドラマに、時間を確保してたくさん鑑賞し、自分の財産するぞ!
Sponsored by Netflix
あわせて読みたい
▼シーズン2のご紹介▼
▼シーズン3のご紹介▼