アメリカと日本のビジネスマンを比較した動画をYouTubeで見かけました。
2013年に投稿された人気動画なので、ご覧になった方も多いかも。
【日米比較】日本人サラリーマンvs.アメリカ営業マン Japanese Salaryman vs. American Salesman- A Funny Cultural Comparison
アメリカで働き始めておよそ1年ですが、すごく共感!
若干誇張されているけれど・・・。笑
電話応対
日本でよく見る光景
- 鉄板の「お世話になっております~」
- 電話で見えないはずなのにヘコヘコ頭を下げる
- もちろん敬語
- 雑談はしない
一方、アメリカでは・・・
- とりあえず天気などの雑談から始める
- 「電話応対マニュアル」は存在しない
- 口調もカジュアル
日本には、電話の切り方のマナーまでありますよね。
社会人になりたてのとき、電話を切るときは受話器を置く前に切れと習いました。
オフィススペース
アメリカでは広い机が与えられ、私は平社員ですが個室で仕事をしています。
個室でないチームも、パーテーションで各自スペースが確保されています。
まさに動画のような光景。
一方日本では、個室を与えられているのは役員クラスが多いのでは。
一般的には島型と呼ばれるオフィススタイルでしょう。
日本の島型オフィスでは、狭い空間に大勢が働いていました。
大勢いるのにオフィスは静か過ぎて、話すことも憚られる雰囲気。
私が周りを気にするタイプなので、隣の島の会話や電話が聞こえると気が散るし、分からないことを上司に聞きに行くのも、他の人に聞かれている気がしてイヤでした・・・
一方、アメリカ式だと個室だから、少人数のちょっとした相談や打ち合わせがすぐできるし、他の人への相談も気軽にしやすいです。
広いオフィススペースが必要なので、狭い東京では難しいですけどね。
気配り
これは、「日本」「アメリカ」に関係ないかもしれないけれど、私がアメリカと日本の両方のオフィスで働いて一番感じた違いは気配り。
アメリカの同僚や上司の場合、要求や指示は明確です。
そして、自分が指示しなかったことについて部下を怒ることはありません。
でも日本では気配りを要求されることが多いです。
「察しろ」とか「こうすべきだった」とか、後からダメ出しをされる。
気の利く人なら問題ないけれど、私には人の気持ちを察する能力が低いので、「一から十まで言わなきゃ分からんのか」と言われると落ち込む・・・。
ちなみに、お酒の場でもこの気配りの違いが大きく出ます。
日本はお酌文化。
上司のグラスのお酒が少なくなったら下の者がお酒を注ぐ。
これが社会人の基本。
でもアメリカでグラスに継ぎ足すのはウェイターの仕事。
お酒が足りなければ、人に聞かれなくても自分で注文します。
でもやはり、日本の気配りもとても良い文化ですよね。
先日こんなニュースを見ましたが、確かに細かいニーズを察する能力は大切。
私ももっと、他人の気持ちを推し量れるようになりたい・・・!