「オススメの海外ドラマ教えて!」
と聞いてくれる人がいたら、オススメするのは間違いなくこの作品。
ホラー作品が大好きで「俺向きの作品じゃないなぁ」なんて言っていた主人も、見事にドハマリ。
シーズン2を見終わりましたが、シーズン1を超えた感動を与えてくれました。
3つ目の時間軸の登場
過去無くして今は語れない、という言葉のとおり、シーズン1では過去と現在、2つの時間軸から登場人物たちを描いていました。
シーズン2では、まだ少しだけですが未来が加わります。
成長した娘と話す年老いたランダルのシーンが出てきました。
これまで現在とそれを形作った過去を描いてきましたが、今後シーズンが進むにつれ、現在とそれが導いた未来を描くシーンが増えるのかも?!
この作品を見ていると、いつも中島みゆきの「糸」が頭に浮かぶんです(*^^*)
なぜ 生きてゆくのかを
迷った日の跡の ささくれ
夢追いかけ走って ころんだ日の跡の ささくれ
こんな糸が なんになるの
心許なくて ふるえてた風の中
人生は一本の糸みたいだなぁ、って。
月並みだけど、過去から未来はつながっていて、一つ一つの出来事が今を作り上げていて。
だから、未来のためには現在を大事に過ごさないといけない。
そして、一人一人の人生が一本の糸なら、家族・友人の輪はさしずめ糸が織り重なった布でしょうか。
一本の糸に比べて、強さも増すし好きに模様も作れる。
試練
シーズン2は、たくさんの試練が描かれていました。
- ピアソン家がジャックを失った日
- 仕事とアルコール依存症に悩むケヴィン
- 養子を迎えるか悩むランダルとベス
- 流産して赤ちゃんを失ったケイト
どれも辛いことばかり・・・。
でも支えてくれる人の愛情の深さを知れたり、困難を乗り越える力がついたり、どんなに悪いことだってプラスのことは必ずあるんだって気付かされました。
苦労は買ってでもしろ、という言葉があります。
積極的に困難に飛び込むなんて私は絶対しないけれど、でも苦労や失敗は決してネガティブではなく、その人の成長の糧になるものだと信じています。
苦労も失敗も、ただ毎日をボーっと過ごすだけでは得られない経験だから。
ジャックという大黒柱を失ったレベッカ、それぞれ問題を抱える3兄弟が、それでも挫けず強くいられるのは、生前ジャックが作り上げた家族の絆と、困難を乗り越え続けたピアソン家の強さに尽きるのではないでしょうか。
おまけ
シーズン2には、ご本人役でシルベスター・スタローンがゲスト出演。
シルベスター・スタローン、人気ドラマ「THIS IS US 36歳、これから」シーズン2にゲスト出演へ| 海外ドラマ&セレブニュース TVグルーヴ
俳優での成功を目指すケヴィンとの絡みがメインでした。
少し前に死亡説も流れたそうですが、まだまだ元気そう(笑)
エピソードの中でも、ジャックの死に苛まれたケヴィンを優しく励ますシーンがあり、彼の暖かくて頼りがいのある人柄がよく伝わってきました。
ちなみに・・・
シーズン2では、3兄弟の誕生日のエピソードがあります。
邦題の「36歳、これから」の部分、どうするんだろう??
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