ティーンと呼ばれる年齢を10歳以上も過ぎてなお、「プリティ・リトル・ライヤーズ」や「ヴァンパイア・ダイアリーズ」などティーンドラマにハマってしまう私が次に目を付けたのは「リバーデイル」です。
あらすじ
アーチー・アンドリュースは父親の希望に反して、音楽への情熱を捨てられない悩み多き高校2年生。
隣に住む幼馴染のベディ・クーパーはそんな彼に片思いをしている。
ある日、高校のアメフト部のキャプテンを務めるセレブな高校生ジェイソン・ブロッサムの遺体が発見され、町は大騒ぎとなる。
アーチはベティ、ニューヨークから引っ越してきたセレブなお嬢様ヴェロニカ、そしえてアーチの親友ジャグヘッドらと共に、ジェイソンが一体誰に殺されたのか事件の真相に迫ろうとするが…。
※ワーナーブラザーズのサイトから引用
先日シーズン1を見終わりました。
13話と短めで内容も中毒性があり、あっという間!
少しダークでドロドロした雰囲気が異世界のようで引き込まれちゃいました。
私の持った印象は、ゴシップガールとプリティ・リトル・ライアーズを足して2で割った感じ。ゴシップガールのような人間関係の絡み合いに目が離せない一方で、PLLのようなサスペンス要素もあり、両者のバランスが良かった。
シーズン1で特に気に入ったポイント3個、挙げたいと思います。ネタバレが含まれますのでご注意くださいm(_ _)m
[女は強し!]個性的な登場人物
リバーデイルでは、特に女性キャストが印象的でした。
おとなしく優等生なベティに、小悪魔なヴェロニカ。
2人ともタイプは違うけどとても可愛らしい子たちで、画面映えしますね。
でも特に印象的だったのがシェリル。
気が強くて自分がナンバーワンな典型的なお嬢様。
とにかく化粧が濃いんだけど、すべてが強がりで必至に理想の自分像に近づこうとしているように見えて。
だから時折すっごいムカつくんだけど、最後まで憎めなかったんですよね。
高校生のころの私にとって親は絶対的な存在だったし、シェリルの立場なら余計に逆らえないだろうから、なおさらシェリルの反骨精神に好感を持ちました。
その一方で、男性キャストはあまり毒がなかったかな。
(いいことですけどね。笑)
ただシーズンの最後、「ジャグヘッドがついに地元のギャングに加わるのか?」というところで終わったので、次シーズン以降、男性キャストが基点になって波乱が起こる可能性もあるかも。
ドラマの中でカップルを演じたベティことリリと、ジャグヘッド役のコールが、私生活でもカップルだとニュースになりました。
ツーショット写真を見ると、やっぱりお似合いだなぁ~って思っちゃいます。
ティーンドラマは、いつも主要キャストが実生活でもカップルになりますよね。(破局率も高いけど・・・)
[ドラマの鉄板?]ドロドロ、ゴタゴタな人間関係
あらすじだけを見ると、殺人事件の真相を追うサスペンス的な作品のようにも見えますが、実際には、事件解決までの過程で明らかになる登場人物たちの素顔と関係性が一番楽しめました。
特にこれまでのティーンドラマと違い、主要メンバーの親たちもストーリーの重要なカギを握っていたのも、幅広い世代から支持を集めた一つの要因だったように思います。
でもね、ちょっと大人気ない大人たちが多かった気がします。だからこそ、終盤のベティのスピーチがかっこよく見えました。大人になると、長いものに巻かれるし自分とその家族が可愛くて大事でしょうがなくなっちゃって、大切なものが見えなくなっちゃうんですよね。
アメリカの生活を垣間見える
たとえば、ベティたちのたまり場のダイナー。
アメリカでは何の変哲もないけれど、日本ではあまり見かけないのでアメリカらしさを感じるし、どことなくオシャレにすら思います。
最近見たダイナーが印象的だった作品は、(海外ドラマじゃないけど)ベイビードライバーかな。あれも普通のダイナーなんだけどオシャレな印象を持ったんですよね~
ハイスクールの代名詞とも言える、フットボールにチアリーディング。
ハイスクールのカーストの最上位に位置してそう。笑
そうしたリアルなアメリカでの生活の様子が、他のティーンドラマよりも多く扱われていたので楽しめました。
最後に
シーズン1でジェイソンを殺した犯人が実は父親だったことが判明し、事件は一件落着。だけど、ブロッサム家の抱える闇は深くリバーデイルの街はさらに混迷を極めて行くように思います。
シーズン2以降も目が離せない、注目の作品です。