RIOの日記

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都内で人間ドックを受けてきた【30代女性の場合】

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海外赴任を終えて日本に帰国し、人間ドックを受けてきました。

「まだ31歳だし、悪いところなんてあるわけない!」

なんて思っていましたが、若い方が病気で亡くなるニュースを見ると、健康に気を使うことって本当に大事だなぁとも思います。

 

私はありがたいことに病院には年に一度行くかどうか…というほど健康なので、逆に当日は緊張してしまいました。

 

会社の健康診断と違って人間ドックを受ける機会もあまりないでしょうし、私と同じように緊張したり不安な方も多いのでは?と思い、今回は私の実際の検診当日の様子をレポートします!

 

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名前の由来なぜ「人間ドック」と呼ぶ?

当日のお話の前に、人間ドックの名前の由来について少し触れます。

日本独自の発想で予防医学の観点から自覚症状の有無に関係なく定期的に病院・診療所に赴き、身体各部位の精密検査を受けて、普段気がつきにくい疾患や臓器の異常や健康度などをチェックする健康診断の一種。

「ドック」は船渠(船を修理・点検するための設備)を意味する英語dockに由来する。

Wikipediaから抜粋

 

読売新聞が使い始めたそうで、1950年代には「人間ドック」という言葉が浸透していたとのこと。

犬の「ドッグ(Dog)」ではなく、船着き場を意味する「ドック(Dock)」なんですね。

日本で生まれた言葉なので、もちろんそのまま英語にしても外国人には通じません。

そもそも海外には人間ドックに相当するものはあまり一般的ではないこともあり、外国人に人間ドックを教える場合は「Comprehensive medical checkup」などを使うと伝わりやすいでしょう。

 

婦人科検診エコーとマンモグラフィ、どちらを受けるべき?

婦人科検診も会社の補助の範囲内で受けられるということで、

「エコーとマンモグラフィ、どちらを受けますか?」

と当日の朝、受付で聞かれました。

 

年齢が判断基準の1つになっていて、40代以上であればマンモグラフィ、20代30代はエコーで十分だそうです。

 

ということで、私はエコーのみを受けました。

検診項目

ここからは、実際に受診した順番でそれぞれ様子をお伝えします。

血圧

マシンで自動で測れるので、右腕を機械に置くだけ。

多少の圧迫感はあるものの、痛みも不快感もなく2分弱で終了。

簡単!

血液検査

血を抜きます。採血ですね。

 

採血直前に看護師さんに「過去に採血で具合悪くなったことはありますか?」と聞かれましたが、「大丈夫です」と即答できず・・・。

朝から水もほとんど飲まず、もちろん前日から絶食で空腹状態だったのに加え、当日は猛暑で若干フラフラだったんです。

「横になって採血しましょうか?」と言われたけれど、そのまま続けることに。

 

血を抜くところは直視せず、頭の中で飼い猫のことを思い浮かべていたら、4本分の血を抜いたものの特に異変も感じずにあっという間に終わりました。

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↑採血を乗り越える原動力(?)となった我が家のニャンコ。

身体測定

身長と体重を測ります。

身長が1cm近く伸びていた・・・誤差の範囲内?笑

肺のレントゲン撮影

機械を胸のあたりで抱えるような格好をキープしながら、様々な角度で撮影。

女性は髪の毛が長いと影が映っちゃうようで、私は鎖骨ほどの長さですが、髪をまとめるように言われました。

 

後述の胃のレントゲンと違い、体の向きをいくつか変えるだけで特に苦痛な要素は無く、3分もかからずに終わりました。

聴力検査

密閉されたボックスの中に入り、ヘッドフォンをつけ、左右から小さな機械音(ぴーっていう音)が聞こえる間ずっとボタンを押す、という検査。

とっても小さな音だけど、集中していれば簡単に聞き取ることができました。

問診

お医者さんが聴診器で胸の音を聞きます。

深呼吸を何度かするように言われるだけです。

 

女性だけかもしれませんが、そのあと甲状腺のチェックもします。

腫れていないかみてくれて、触診もされます。

私はいつも「甲状腺が少し腫れてるね~」と指摘されるのですが、今回はなんの指摘もなく3分ほどで終わりました。

超音波(エコー)検査

お腹の中の様子を超音波で見る検査。

ジェルを塗るので、冬だと少し寒く感じるかも?!

あと、おへそやみぞおちのあたりを機械でぐりぐりされるので、こちょこちょ苦手な私の主人は終始くすぐり地獄だったそう(笑)

 

私は婦人科検診もセットだったので、胸のエコーも取りました。

視力検査

「C」のどこが空いているのかを、上下右左で答えて視力を測る検査。

手元に十字キーがあり、それを使って答えました。

つい最近まで、口で「右」とか「上」とか答えていたけど、機械も進化しているんですね。

 

眼圧検査眼底画像撮影もあります。

眼圧検査、ホントに苦手なんです(涙)

弱い風が目に当たるんですけど、どうってことないって頭ではわかっているのにどうしても「風が来るぞ来るぞ来るぞ・・・」って思って、風が当たった瞬間にビクってなっちゃう

ちなみに目の細い主人は、看護師さんに「頑張って目を大きく開いて!」と言われたそう(笑)

 

一方の眼底画像の撮影はフラッシュが多少眩しいくらいで、すぐ終わる楽チンな検査です。

婦人科検診

胸の触診と子宮癌検診です。

胸の触診は、しこりがないかどうかをお医者さんが入念にチェックしてくれます。

 

胸の触診はなんともないけど、子宮がん検診は痛かった・・・

金属の器具(ブラシ?)で子宮の組織を取るらしいので、器具が入った時に違和感があり、組織を取るときは少し痛みがありました。

 

そのあとすぐ子宮内の触診だったのですが、器具で組織を取られた時の痛みがまだ続いていたので、子宮内の触診のほうも違和感強かったけど、それどころじゃなかった(笑)

心電図

左胸と手首、足首に計測器をつけるだけ。

横になり、1~2分ほど待つだけです。

 

その直前に受けた婦人科検診の痛みとかで若干テンションが下がっていたので、ちょうどいい休憩時間になりました・・・。

胃のレントゲン

最後にいよいよ胃のレントゲン撮影。

私が一番嫌いな検査。

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まずは粉末状の発泡剤を飲みます。

発泡剤は、炭酸飲料の炭酸のようなもので、胃を膨らませるために飲みます。

私は水で飲みましたが、バリウムで飲むこともできます。

 

バリウムで発泡剤を飲み込むと、そのあとに飲むバリウムの量を減らせることができます。ただ、バリウム自体がすごく飲み込みにくいものなので、バリウム苦手な方は、水で飲むほうが無難です

 

発泡剤を飲むとゲップがしたくなるけど我慢しましょう。

ゲップして空気が抜けちゃうと、発泡剤を飲み直す羽目になる場合も・・・。

 

発泡剤を無事飲み込めたら次はバリウム。

味はヨーグルトみたいな感じだけど、粉っぽくてねっとりしているので本当に飲み込みづらいんです。

 

「ゴクゴクいっちゃってください~」

とレントゲン技師さんに言われるけど、ゴクゴクいけない!

というか、一口飲み込むのも大変で、吐きそうになるのを必死で抑えて一口ずつ飲み込みます。でも、毎晩のようにプロテインを飲んでいる主人はバリウムを平気で飲めていました。

 

紙コップ3分の2くらいの量のバリウムを、何度も吐きそうになるのをこらえて2~3分かけて飲み込みました・・・辛すぎて涙目というか号泣(笑)

 

そのあとは撮影台の上に横になり、検査技師さんの指示通り体勢を変えながら何度も撮影します。

 

検査終了後は鏡で顔をチェックしましょうね。

バリウムが口についてると、まるで歯磨き粉がついているみたいになっちゃいます。

 

バリウム検査終了後、病院から下剤をもらえます。

バリウムは体内で固まっちゃうと腸閉塞などを引き起こしてしまうので、下剤を飲んでさっさと体外に排出する必要があるのです。

 

私は、前回受けたときは下剤を飲んでから3時間後くらいに効果が表れたのですが、今回は1時間ほどで効果が出るので、下剤によって効果が全然違うみたい。

 

我が家は夫婦で人間ドックを受信したので、トイレのタイミングがかぶらないかとてもひやひやしました(笑)

検査終了後

病院によって、検査後のお医者さんとの面談がマストだったりオプションだったりします。

時間があれば、話を聞くのも良いと思います。

検診結果だけ見ても、実際のところってよく分からないですもんね。

 

また、検診後に食事券をくれる病院も多いと思います。

今回私たちがお世話になった病院も、1000円分のグルメギフト券をくれました。

ただ下剤の効果もあるので、グルメ券を使ってゆっくりランチを楽しむのは別の日が良さそうです。

 

検診結果は、2~3週間くらいで届きます。

最後に

人間ドックは、ハッキリ言ってめんどくさかったです。

半日がかりだし、前日夜9時以降絶食で朝も少量の水以外口にできず、バリウムみたいに精神的にへこむ検査ばかりだし・・・。

 

ただ、会社の健康診断では普段チェックできないような自分の健康状態を確かめるいいチャンスでもあります。

万が一のことが無いとも限らないので、辛い検査のときは猫の様子を思い浮かべながら乗り越えてくださいね★

 

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