RIOの日記

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『人生の基盤は妊娠中から3歳までに決まる - 人生でいちばん大切な3歳までの育て方』(白川嘉継著)

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子育ては、妊娠中から始まっている?!

妊娠中の今からでも出来ることは何かないのだろうかと思い立ち、本書『人生の基盤は妊娠中から3歳までに決まる』に出逢いました。

 

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母乳育児や自然分娩じゃないと・・・みたいな少し極端な意見と受け取られかねない記述も見受けられ、Amazonのレビューでは賛否両論ですが、妊娠中から実際の育児において知っておくべき情報がたくさん詰まっていて、読んで損はない一冊。

 

体と心を動かす「脳」は、3歳までに約80%完成する!


・思いやりがある、他人を信頼できる、上手に人間関係が築ける……etc
・前向き、ストレスに強い、我慢強い、感情や想像力が豊か……etc


行動も性格も3歳までの環境次第!? 最新の脳+こころの科学で「3歳児神話」を解明!


小児科医師として25年にわたり、4万7000人以上の新生児、2万2000以上の家族と接してきた著者によるはじめての1冊。医療関係者のみならず、助産師や保育士、教育関係者からも熱望されていた、待望の書。 

 Amazon作品紹介ページより引用

 

 

自らの備忘録も兼ねて、ポイントをまとめたいと思います。

 

 

<本書はこんな人に特にオススメ>

  • 妊娠中の方、妊娠しているパートナーがいらっしゃる方
  • 子供を育てている方(特に0歳〜2歳頃までのお子さん)
  • 子供に携わるお仕事をしている方
  • 子育てに興味のある方 

 

 

 

 

1. 「三つ子の魂百まで」、3歳までの育て方はとても大事

 

ヒトの発達には、個体差はあれ、あるう程度の共通する段階があります。私たちの身体および情動をつかさどる「脳」は、胎児期から3歳までに約80パーセントが完成するといわれています

(略)

3歳までの時期は、まさに、触れるもの見るものすべてを吸収していく時期です。3歳までにつくられた脳が、その後の人生を生きていくための基盤になります。

(略)

同じように、情動の発達も、幼少期の環境がとても色濃く影響するといわれています。たくさん抱っこされ、心地よさを与えられて育つと、自身も他者と触れ合い、心地よさを与えることができるようになります。

5ページ〜8ページより引用

 

3歳までは記憶もほとんどないから、その時期に色々させても・・・なんて思っていたけれど、記憶には残らなくてもその子の成長の基盤になるのであれば、たくさん新しい経験をさせてあげることが大切だね!

 

本書によると、新生児は摂取したエネルギーの3分の2を脳の発達に費やしているそうです。「新生児は寝てばかりだし何も覚えていないだろう・・・」と思っていましたが、大きくなって記憶がなかったとしても、この時期から積極的にコミュニケーションを取ったりいろいろなものを見せたり触らせたりして刺激を与えることがとても大切なんだなと分かりました。

 

2. 生後6ヶ月頃の赤ちゃんとの接し方 

 

人の表情を読む能力は、生後6ヶ月のころが発達のピークです。

(略)

6ヶ月の赤ちゃんは、母親に抱かれ、母親のわずかな顔の変化を眺めながら、「こんな顔のときにはこんな抱っこの仕方をする、こんな話し方をする」と学習しているのです。逆にいうと、最も敏感なこの時期に放置されてしまうと、他人の表情の違いを見分けるトレーニングが十分にできず、表情からその人の気持ちを察する能力が十分育たない可能性もあります。

(略) 

生後6ヶ月ごろの時期に保護者がさまざまな表情を見せ、ミラーニューロンを通して共感するトレーニングがなされれば、子供の共感能力が豊かに育まれます。

32〜33ページより引用

 

私たち夫婦は読書、海外ドラマ鑑賞、映画鑑賞・・・と無表情で楽しむようなことが趣味ですが、赤ちゃんと一緒の時間(特に赤ちゃんが起きている時間)は表情豊かに赤ちゃんと接することを心がけないといけないな、とハッとさせられました。

 

3. 子供が伸び伸びと成長するには、親と子供の愛着形成が必須 

 

親と子の愛着形成の重要性は他の育児書でも何度も目にしたことがありましたが、今回改めてその重要性を認識しました。 

 

子供が不安や悲しみなどネガティブな場面に遭遇したとしても、いつでもあたたかく抱きしめて助けてくれる親の存在があれば、子供は自分を価値ある存在だと感じ(=自己肯定感を持ち)、他者を信頼し、家庭外の世界に足を踏み出して挑戦することができる、ということです。

 

少し前にネットで読んだカリスマ保育士てぃ先生の記事にも、同様の記載がありました。

kodomo-manabi-labo.net

 

本書では、以下のようにまとめられていました。

愛着を育めた子どもは、人間関係のベースともいえる「基本的信頼」を覚えます。

母親を「いつでも帰ることができる安全基地、母港」として、心の支えにすることができます。すると、身体の成長と発達に合わせて、好奇心のおもむくままに行動範囲を広げて、外海に向かって船出していけるようになります。

幼少期であれば母親と離れるときに抵抗や不安を示しますが、再会時に母親と接触することで、容易に分離ストレスを緩和して、自分を安定させることができます。

「お母さんのそばにいれば、何があっても怖くない」

「離れていても、いざというとき、お母さんは必ず自分を守ってくれる」

そうした思いを深めていくことができます。

41ページより引用

 

4. 妊娠中に気をつけたいこと

 

産院や他の書籍でも言われていることではありますが、子供のために妊娠中に気をつけるべきこととしてあげられているのは以下の事項です。

 

  • 薬、アルコール、水銀を摂取しない
  • 喫煙しない
  • 感染症に注意(特にトキソプラズマ)
  • 栄養のバランスに配慮して食事をとる、痩せすぎ注意!*1
  • ストレスなく、心穏やかに過ごす

 

私は法定の産休に有給休暇をあてて妊娠9ヶ月から産休入りさせてもらいましたが、それまではかなり多忙な日々でした。

一番忙しい時期が、たまたま緊急事態宣言と重なっていて週に3日テレワークをさせれもらえていたので、その分通勤時の負担は軽減できたのが良かったです。

 

働くプレママさんは、産休入りまでなかなかストレスと無縁の生活というのは難しいとは思いますが、心と体の負担が極力減らせるような環境で過ごせるといいですね。

 

 

 

5. 子供を育てていくときに気をつけたいこと

 

本書の後半では、0歳から2歳までの子育てで気をつけたいポイントを20個まとめていますが、私が特に気になった点をピックアップしてご紹介します。

 

①赤ちゃんとのアイコンタクト・スキンシップを心がけよう

 

親子間の愛着形成のためにも、アイコンタクトやスキンシップは意識して行いたいですね。

特に欧米の人たちと比べて私たち日本人はスキンシップの機会が少ないと思います。

私がアメリカに一年半海外赴任をしていたとき、仲の良い現地の同僚が気さくに握手したりほっぺにチュッとしてくれたりハグしてくれたり、とにかく他人同士であってもスキンシップが多くて、当初戸惑った記憶があります。

 

帰国後、すっかり日本の慣習に戻ってしまいスキンシップやアイコンタクトが減ってしまったので、自分自身がこれから子育てをしていくときに気をつけたいと思います。

 

②笑顔でたくさん話しかける

 

特に言葉を話してある程度コミュニケーションが取れるまで、「話しかけても一方通行だし・・・あまり意味ないし楽しくないんじゃない??」と思っていましたが、子供が0歳の時からたくさん話しかけて、言葉をたくさん聞かせてあげることが重要なんだそう。

 

お母さんの表情が豊かであればあるほど、赤ちゃんも表情豊かになります。ぜひやさしい笑顔で語りかけ、歌いかけてほしいと思います。 

 160ページより引用

 

③たくさんの経験を積み重ねる

 

赤ちゃんの脳や体力の発達を促すために、たくさんの経験を積み重ね、脳に刺激を与えることが大事だそうです。

五感によって得られた刺激は、その子の能力として伸びていく。

 

特にコロナ禍の現在は、家の中や近所のみと行動範囲も限られてしまいますが、その中でもさまざまなタイプの場所に連れて行ってあげて、新しい体験をさせたり新しい場所をみたりといった機会を積極的に与えられるような親になりたいですね。

 

そのたくさんの機会の中に、子供がとても興味を持てる"何か"に出会えるかもしれないですし・・・♪

 

④子供の行動を見守り、助けを求められたら手を差し伸べましょう

 

親心として、子供が失敗しないように親が何でもお膳立てをしてしまったり、子供が試行錯誤しているのに親が先回りしてやってしまったり・・・

 

「子供には失敗してほしくない、成功体験で自信をつけさせよう!」って今までは思っていたけれど、昔のことわざ「失敗は成功の元」の通り、自ら行動して、ときに失敗することを通じて"子供自身の体験"として実になっていくんだね。あまり過保護にならないように気をつけないと!

 

子供が失敗してしまったときには、"安全基地"としてあたたかく迎え、子供の行動や結果を否定することを言ったり指摘したりせず、よく話を聞いてあげられるような親になりたいですね。

 

⑤しっかり甘えさせてあげる、でも甘やかすのではない! 

 

先ほどご紹介したてぃ先生の記事にも記載があったとおり、子供を甘えさせてあげることはとても大切ですが、一方で甘やかすことは厳禁だそうです。

 

本書でも全く同じ趣旨のことが書かれていました。

 

「甘えを許す」は、子どもの意思が主体となっています。「お母さん、さみしいから抱っこして」といったとき、「いいよ、おいで」という、子どもが困ったときの助け、愛着そのものです。

(略)

一方、「甘やかし」は親の意思が主体となっています。こちらは、子どもの欲求をおもんぱかっているわけではありません。「お母さん、さみしいから抱っこして」といったとき、たとえば「お母さんは、夕食の準備で忙しくて手が離せないの。冷蔵庫のアイスクリーム食べていいから、テレビでも見ていて」と子どもがほしいものとは別のものを与えます。

189〜190ページより引用

 

子どもの甘えたい気持ちを適切に対応できないと、将来的に子どもはさみしい気持ちを親の愛情ではなく、物欲や食欲などで紛らわせ、そういったものに依存してしまう可能性があるということです。

 

甘えさせてあげることと甘やかすことの違い、難しいけれど子育てにおいてとても大切なポイントだということは分かりました。子供と向き合いながら、両者を見極めて適切に対応できるような親になりたいです!

 

 

▼本日紹介した書籍はこちら▼

 

 

 

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*1:日本の妊婦さんは、先進国と比較しても痩せ体型の比率が多い、とのこと

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