海外ドラマ『LA's FINEST』のシーズン1を完走しました。
©️公式ウェブサイトより
舞台はロサンゼルスのLAPD(ロサンゼルス市警)。
海外ドラマファン"あるある"だと思いますが、NYPDとかLAPDとか、耳タコすぎて分かって当たり前の英単語になってしまいました(笑)
シドとナンシー、クールな2人の女性刑事の活躍を描く海外ドラマです。
日々LAで発生する事件を解決しつつ、シーズンを通じてシドの敵・ノックスを追い詰めるという大きなテーマも同時に進行していくという構成になっていました。
本作は『バッドボーイズ』のスピンオフドラマです。
ジェシカ・アルバ目当てで見始めた私。
バッドボーイズシリーズ未見ですが、爆破シーンなどド派手な演出が多く、またシド&ナンシーの潜入捜査でのコスプレやWベンの軽妙なやりとりのおかげで、気軽に楽しめました!
『LA’s FINEST』S1
— Rio (@nami11star1) 2021年3月14日
LAを舞台に、2人の女性刑事の活躍を描いた海外ドラマ。大好きで憧れのジェシカ・アルバの活躍が見れて大満足🥰ひたすらにステキだった…💓
爆破シーンとか結構ド派手な場面も多くて、楽しんで見れました。#UNEXT pic.twitter.com/lkY7iqcvIj
<こんな人に特にオススメ>
- LAの街が好き!
- バリバリ働く女性
- ジェシカ・アルバのファン
あらすじ
『バッドボーイズ』のスピンオフドラマ。舞台はマイアミからロサンゼルスへ。
『ファンタスティック・フォー[超能力ユニット]』のジェシカ・アルバ、『ブレイキング・イン』のガブリエル・ユニオンがW主演。性格は正反対の2人だが仕事は共に一流。
ロス市警の捜査官、シドニー・"シド"・バーネットは、刑事のナンシー・マッケンナとコンビを組んで、さまざまな事件と対峙する。プレティーンの継子2人の母親でもあるナンシーは、シドの自由奔放なライフスタイルが羨ましくて仕方がなかった。
本作でシドを演じるガブリエル・ユニオンは映画『バッドボーイズ2』でウィル・スミスの恋人役を務めた。
U-NEXT作品紹介ページより引用
▼ナンシーの夫は、海外ドラマ『チャック』で"Awesome"を連発していたデヴォンを演じた俳優さん!
©️公式ウェブサイトより
ちなみにタイトルの『LA's FINEST』ですが、
- LA's=LA(ロサンゼルス)の
- FINEST=精鋭たち
という意味です。
ジェシカ・アルバが魅力を語る!「LA's FINEST/ロサンゼルス捜査官」独占インタビュー
<基本情報>
- シーズン1:全13話
- 各話45分ほど
- ジャンル:刑事もの、アクション
以下ネタバレが含まれますのでご注意ください。
女性コンビが活躍する刑事ドラマが新鮮
ジェシカ・アルバがインタビュー動画でも語っているように、Kick Ass Women(悪をやっつけるかっこい女性たち)というのが今までありそうであまりなく、新鮮に映りました。
『キャッスル』『ボーンズ』などは男女コンビだし、『ホームランド』は女性1人だし・・・なかなか女性コンビがメインの犯罪捜査系の作品は多くないのかも。
"Kick Ass Women"といいつつ、2人は対照的。
シドは、イカついバイクを乗りこなし、カジュアルな恋愛を楽しんで独身生活を謳歌。
一方のナンシーは、連れ子のママをこなしつつバリバリ働きます。
©️公式ウェブサイトより
見ている人も、シドかナンシーに自分自身の生活を重ねて見ることができるのではないでしょうか。
私自身は、まだ産まれてはいないけれども近い将来子供を育てながら働くことになりそうなので、ナンシーの奮闘を見て「やっぱ働くママって大変だなぁ・・・」なんて思っていました。
©️公式ウェブサイトより
2人には、暗い過去を背負っているという共通点があります。
シドは、過去の潜入捜査で受けた激しい拷問が原因で、当時身ごもっていた赤ちゃんを流産してしまっています。
一方のナンシーは素行があまり良くなく、挙句毒親の母親を弟が殺してしまったのを当時の恋人と一緒に隠蔽。
ここまで重い過去を抱える人はあまりいないとは思いますが、彼女たちの人並外れたタフさは、そういった辛い出来事を乗り越えてこそ手に入れたものなんだな、と思うと、同じように辛い過去を抱える人の励みにもなるのではないでしょうか。
シドとナンシーに加え、シーズン1の黒幕・カーリーンもまた印象的な女性キャラクターだったね。悪役なのでムカつくシーンはたくさんあったけれど(笑)、表の顔では良いママで、裏社会では力強く組織を束ねて動かす力量もあり、パワフルな女性でした。
女優・ママ・経営者として活躍するジェシカ・アルバ
私がこの作品をみようと思ったきっかけはジェシカ・アルバ。
昔からずっと大好きで憧れていたんです・・・💗 私の中では『シン・シティ』シリーズのイメージが強いです。
彼女に憧れるようになったのは、『サードドア』*1という本を読んだ影響が大きいです。
日本でもそうですが、有名人が手がけるビジネスは洋服や香水、メイクアイテムなどファッション性が高くて外見を良くするものが多いように思います。
一方でジェシカ・アルバが立ち上げたのは、とことん素材にこだわって、無害で赤ちゃんに優しいベビー用品を扱う会社。そこに至る過程のストーリーも、彼女の思いやりとか知性、強さを感じました。
まとめ
ロサンゼルスの街に暗い影を落とす巨大ドラッグ組織が、実はDEA(麻薬取締局)が作り上げた幻影だった、というオチ。
怪しい人は何人もいたけれど、DEAが組織として作り上げたものだとは思いつかなかったので、「なかなかぶっ飛んだオチだな〜」とびっくりしました。
ストーリーとしては一つ区切りを迎えましたが、ラストシーンはクリフハンガー*2で「えぇぇ、何が起こっているの?!」と思わずにはいられない、超良いところで終わってしまいました。
シリーズとしてはすでに打ち切りが決まっており、次のシーズン2がラスト。
アメリカではシーズン2がすでに2020年に放送されているので、続きが日本に上陸するのを首を長くして待とうと思います。
『LA's FINEST』シーズン1を見られる動画サイトはU-NEXTだけなので、ご注意ください。
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