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『最高の人生の見つけ方』:人生、遅すぎることなど1つもない!

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約10年ぶりに、『最高の人生の見つけ方』を鑑賞。

 

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©公式ウェブサイトより引用 

 

コロナや妊娠と人生の転換期の真っただ中にあり、今一度「人生とは」ということを考え直してみたかったので、以前鑑賞してとても印象に残っていた本作をもう一度観てみることにしました。

 

 

 

あらすじ

 

仕事に人生をささげた大富豪エドワード(ジャック・ニコルソン)と、家族のために地道に働いてきたカーター(モーガン・フリーマン)は、入院先の病室で知りあった。

 

共に余命は6か月。

 

やりたいことをすべてやり尽くそうと決意し、無謀にも病院を脱出。

“やりたいことリスト”を手に、さまざまなことに挑戦する。

※Yahoo映画の作品紹介ページより引用

 

 

あらすじを見ると「余命6ヶ月」とか「人生のやりたいことリスト」とか、少しシリアスな雰囲気も感じますが、実際にはとても明るくハートウォーミングな内容です。

上映時間も90分台と見やすく、ホロリとする最後で締めくくられて、誰でも楽しめるように作られた作品だと思います。

 

 


The Bucket List Official Trailer #1 - (2007) HD

 

原題:"The Bucket List"、その意味は?

 

実は個人的には、映画のタイトルに「幸せな」とか「最高の」とか、抽象的で聞こえだけの良いワードを使われるのは好きではないんです・・・

 

それもあり、この作品も邦題ではなく原題で覚えていました。

 

本作の原題は"The Bucket List"

意味は「死ぬまでに達成したいことのリスト」

 

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©公式ウェブサイトより引用 

 

でもなんで"Bucket(バケツ)"なの?

 

人が首をつって自殺するときに、最後に足場にするバケツを蹴るでしょ?それが由来だと言われているよ。

 

ワード自体はポジティブなのに、由来はかなりネガティブなんだね・・・

 

 

 

今日と同じような明日が当然来るわけではない

 

本や映画などのフィクションでも、周囲の人からも、「毎日判を押したように同じ毎日だ」と嘆く場面を良く見かけます。

 

ただ今年のコロナ禍が象徴するように、今まで当然にできていたことが明日も続くとは限りません。

 

現に今も、去年までできていた自由に国を行き来して世界の文化に触れることや、都内の繁華街でディナーやお買い物といったちょっとした息抜きすらも、感染予防を考えると難しくなってしまいました。

 

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©公式ウェブサイトより引用 

 

そのため、悔いのない人生を過ごすためには

  • 「自分が人生でやりたいこと・達成したいことは何か」ということを明確に目標として持ち、
  • 「その目標を達成するためには、今何をすべきなのか」を見極め全力で取り組む

ということが大切なんだな、と改めて感じます。

 

そして、今までと同じ明日が来るというのは決してネガティブなことでは無く、むしろ幸せなことなのだとも思います。

 

交通事故等の不慮な事故で、ある日一瞬で命を奪われてしまうというニュースを目にするたびに実感します。

 

この

  • 今を懸命に生きる

という点は、先日読んだ本「嫌われる勇気」という本にも同じ考え方が書いてあったように思います。

 

苦しかった過去や漠然とした未来にとらわれるのではなく、今という刹那に強力な光・スポットライトを当てて生きることが幸せな人生の秘訣だと述べられていました。

 

感想

 

約10年ぶりに鑑賞しましたが、やはりとても素晴らしいと思える作品です。

私自身もその間色々と人生経験も踏み、今まで以上に自分の人生を大切にしたいと思えるようになりました。

 

そしてエドワードとカーターがバケットリストで人生最後の時を輝かせることが出来たのは、お互いの存在があったからこそ。

カーターは、バケットリストを書き出したはいいもののエドワードがいなければ実行に移す勇気もお金もなかったでしょうし、エドワードは限られた時間の中でバケットリストを達成していこうというアイディアを思いつかなかったでしょう。

 

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©公式ウェブサイトより引用 

 

どんなときでも遅すぎることはないし、自分一人では難しいことも別の人の協力があれば不可能も可能にできるという、人が他人に与える勇気とパワーのすごさも感じます。

 

まさに映画の中で言っていた、

  • 人生で喜びを見つけられたか?
  • 他人に喜びを与えられたか?

という問いに、最後に見事に応えて見せた2人の素晴らしい生き様に感銘を受けました。 


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©公式ウェブサイトより引用 

 

年末年始という節目+人生の節目でもある今、私自身もエドワードとカーターのような満足した人生を送れるよう、"Bucket List"を作ってみようかな、と思います。

  

 

  

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