第二次世界大戦の沖縄を舞台とした、事実をベースに作られた戦争映画。
2016/11/4に全米で公開され、アメリカのNo.1映画レビューサイトのRotten Tomatoesでは87%という高レートを記録。
アメイジングスパイダーマンシリーズでスパイダーマンを演じたアンドリュー・ガーフィールドが主役を務めています。
沖縄が舞台で主役もアンドリューなので、日本でも公開するんじゃないかなーと思っていますが、今の時点では日本の公開日は出てきませんでした…。
Andrew Garfield on the True Story Behind Hacksaw Ridge
ストーリー
「Hacksaw Ridge/ハクソー・リッジ」は第二次世界大戦の激戦地 沖縄で銃を持たずに75人の命を救ったDesmond Dossを描く。
Desmond Dossは、第二次世界大戦の前線で唯一武器を持たずに戦った兵士(軍医)。
「たとえ戦争が正当化されるものであったとしても、人を殺すことは間違っている」とDesmondは信じていたという。
Desmondは、単独で負傷者を敵地から救出し、兵士の手当てをしながら銃弾に立ち向かうなどの活躍をみせ、アメリカの栄誉章を受章した初の良心的兵役拒否者となった。
※引用元:Official Web Site (英語)
キャスト、監督
主演は、アメイジングスパイダーマンのアンドリュー・ガーフィールド。
あまりこういう作品に出ている印象がなかったので、どんな演技や表情を見せてくれるのか楽しみです。
アンドリューは、スパイダーマンのイメージが強くてずっと学生っぽい印象を持っていたけれど、実はもう33歳なんですね。意外!
この作品で、私の中での学生っぽさを脱却させてくれるのか、期待高です。
ヒロインのTeresa Palmerは、最近だと「MAD MAX 怒りのデスロード」に出てた子みたい。
あまり大きな役はやったことないのかな?私の中ではあまり印象はないのですが、その分真っ白な状態で見ることができるので楽しみです。
監督はメルギブソン。
MAD MAXに出てたTeresaとなんかちょっとつながりを感じちゃったりしました。
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評価
アメリカでは既に公開されており、上述のとおり高いレートを獲得しているようです。
コメントを見ると、バトルシーンはかなり過激な描写のようですが、メルギブソン監督の作品へのアプローチに対する好評価が多く見られました。
Desmond Dossを通じて戦争や人間をリアルに描いた作品のようで私も期待が高まります。(日本で公開されるかどうかは未確認ですが・・・)
良心的兵役拒否者とは?
冒頭でも記載した通り、モデルとなったDesmond Dossはアメリカで栄誉章を受章した初の良心的兵役拒否者です。
兵役制度がなくなって久しい日本に住む一個人としては、そもそもの兵役・軍役自体に馴染みがなく、戦争も遠い異国の無関係だけどなんだか悲惨な出来事程度にしか考えていなかったりするので、当然「良心的兵役拒否者」なんていう言葉も初めて聞きました。
宗教的な理由や、単に「戦争で死にたくない」と思う者まで、兵役を拒否する人は様々いるそうです。
かつては兵役拒否者は「裏切り者、腰抜け」といったレッテルを貼られ、国によっては死刑など重い刑罰を科されることもあったそうです。
しかし欧米を中心に徐々に「良心的兵役拒否」という考え方が理解されるようになり、そうした人をProtectするための法制度も整備されている国も最近は出てきているようです。