アメリカ赴任に伴い、アメリカ大使館でビザ面接を受けてきました。
つっこんだ質問を受けて苦戦する人も多いと聞きます。
「これから面接だけどどんな様子か分からないので不安・・・」というかたのために、私が実際に面接を受けたときの様子をご紹介します!
基本情報:J1ビザ
アメリカのビザにはたくさん種類があるのですが、
今回は会社の研修制度の一環という名目で、
研修生や交流生用のビザのJ1ビザを取得しました。
ちなみに、J1ビザの渡米者の同行家族はJ2ビザです。
就労ビザよりも交流生ビザの方が手間やお金もかからないので、多く使われているそうです。
アメリカ国内のスポンサー企業との電話面接
J1ビザの申請にあたり、アメリカのビザ支援をする企業がスポンサーにつきます。
大使館へのビザ申請に先立ち、このスポンサー企業と英語の電話面接があります。
しかも、彼らは自分の会社の営業時間中に面接を設定するので・・・
日本では深夜
事前に会社の人事担当者から「1~2分で終わるから!」と聞いていたけれど、実際には10分くらいみっちりと話しました。
聞かれたことは、主に以下のとおりです。
・大学で勉強したこと
・アメリカで何を学ぶのか
・それをどうやって活かすのか
・雑談
特に3つ目が難しかったですね。
J1ビザは就労ビザと違ってあくまで研修なので、アメリカで働くことをにおわせてはいけないそうです。
また、そのままアメリカで居座り続けようとすることをにおわせるのもNGで、きちんと「アメリカで学び、日本に帰国して経験を活かす」と明言しないといけないそうです。
まったく知らなかったのですが、電話面接でまさにお手本通りの受け答えができたので、あっさりクリアできました(笑)
いよいよアメリカ大使館面接 ~面接会場まで
スポンサーとの面接もクリアし必要書類が届けば、いよいよ最後の大使館面接。
私の場合、自分と同行する主人と2人分ビザが必要なのですが、面接予約時に料金前払いです。
会社から支給されているクレジットカードがAMEXなのですが、なんとなんと使えません。
アメリカのくせに!AMEXダメってどういうこと!( `Д´)ノ
そして追い打ちをかけるのが、料金めっちゃ高い。
2人で38,400円。(※2017年1月時点)
一旦立替えて事後精算ですが、地味に高い~
さて、面接当日。
私たちは、朝一の時間帯(8:30~)で予約しました。
大使館の施設には、25cm×25cm未満のカバンしか持ち込めないので、
持ち物は基本的に駅のコインロッカーに預けます。
財布や書類、携帯を手持ちで大使館まで行きました。
自分が持ってる小ぶりのかばんが30cmくらいだったので、
色々考えてカバン持参はあきらめました。
実際、面接当日見かけた人はカバン持ってる人は少なかったです。
実際カバン必要かと言われると全くそんなことはないので、特別事情が無い限りはいらないと思います。
当日の様子は、Youtubeに大使館が動画をUPしていますので参考になります~
面接の様子
大使館に着くと、金属探知機をくぐり、くぐった直後に携帯を預けます。
そして受付に受付表と書類を提出します。
ご家族で行く場合は要注意なのですが、書類を家族ごとに分けておきましょう。
私たちは事前に聞いておらず、書類をまとめて渡したところ、
「あっちで申請者ごと書類分けて~」
と、順番を外されました・・・
あとは窓口に書類を出して番号をもらえば、呼ばれるまでひたすら待つのみ。
番号は、多分書類の確認ができた順なので、順番通りではないです。
私たちは130番代の数字でしたが、600番台の人もちらほら呼ばれ始めたころに
ようやくよばれました。
待ち時間は45分くらい。
さて、いよいよ面接。
意気込んでいった割に、
「Trainee向けビザだよね?何するの?」
の一問で終了。
主人に対しては、
「申請すればJ2ビザでも働けるからね~」
と、質問と言うより事務連絡。
ちなみに全部英語。
他の人の面接の様子も見ていましたが、基本英語で、英語がどうしても駄目な人だけ日本語って感じでした。
あとこれは選べないのでどうしようもないですが、面接官の差が激しいです。
私はアタリの面接官でしたが、その隣の面接官はぶっきらぼうで細かい質問ばかり。
上手く応えられず再度並ばされる人もいるようです・・・
まとめ
大使館での面接と聞くと少し不安になりますが、書類に不備がなければ基本的にビザが下りないなんてことはなさそうです。
無事ビザをゲットし、アメリカに入国する場合の様子はまた別の記事を用意しました。
面接官だけは運次第なので・・・GOOD LUCK!