ついにアメリカでジャスティスリーグが公開!
近所のシアターでは朝7時の上映回が設定されるほどの力の入れよう。
日本と違い、こちらは夕方~夜の上映会が人気で、朝は人もまばらでチケットの金額を低く設定されることが多いので、朝7時の上映って本当に珍しいはず。
期待とは裏腹に公開当初からあまり良い評判が聞かれずがっかりしてましたが、気にせず早速劇場に見に行きました。
↑評論家からの支持は39%と低いものの、一般評価は85%となかなか良い数字!
日曜日の朝10時の回なのに、席は満席。
ジャスティス・リーグのTシャツを着た小さな子供たちもチラホラいて、アットホームな雰囲気の中上映が始まりました。
ジャスティス・リーグに出てくるキャラクターたち
バットマン
ゴッサムシティを守るダークヒーロー。
ワンダーウーマン
アマゾン族の女王、ダイアナ。
今年公開された映画が大ヒットし一躍みんなの憧れのヒロインに♪
フラッシュ
世界最速の男。父親が無実の罪で収監されている。
フラッシュを主人公にした海外ドラマは大ヒットし、現在シーズン4を放送中。
アクアマン
水を操る能力を持つ。
2018年には「アクアマン」の映画公開が予定されている。
サイボーグ
事故に遭うものの、父親の治療によって体の大部分を機械化されてしまう。
スーパーマン
言わずと知れたヒーロー。
ジャスティスリーグのメンバーは、命を落としたスーパーマンを蘇らせようとする。
良かったところ
ヒーローたちのバックグラウンドが端的にまとまっていた
DC作品が好きな人の中でも、
- フラッシュってどんな能力持ってる人?
- アクアマンって何?
って人、結構多いのではないでしょうか。
たくさんのヒーローが出てくる映画のデメリットは、「この人、良く分からない」ってことが起こりやすいことだと思いますが、前半でシンプルにその辺りを上手にまとめていたので、たくさんの人が見やすく映画の世界に入り込みやすかったです。
そして、映画自体も今までの作品と比較するとコンパクトにまとまっていたと思います。
本編で2時間。
2時間半近くある作品も多かったので、上映時間の面から見ても、より多くの人が気軽に楽しめるように作られているな、という感想。
ワンダーウーマン、相変わらずかっこいい!
誰よりもかっこよくて頼りがいがあったのは、間違いなくワンダーウーマン。
「ワンダーウーマン」の映画ほどのクールな演出(映像・音楽)はなかったけれど、美しさと強さを兼ね備えた圧倒的な存在感は健在!
アクションシーンはもちろん、私服姿もとてもセクシーでした。
そして乗る車はベンツ。
そんなところもかっこいい♪
それにしても、ダイアナの背後の下のほうから見上げたシーンが多かったので、男性のためのサービスショットなのか?とちょっと勘繰ってしまいました(笑)
すべてを持って行くスーパーマン
結局、世界中からヒーローが何人も集まったところで、スーパーマンが来ればすべてまとまるんですw
劇場でも、スーパーマンが登場したシーンで拍手喝采。
ヒューヒュー!とかYeah!!とか、あちこちから聞こえました。
やっぱり、こういう雰囲気が海外の映画館のいいところ♪
圧倒的な強さ、存在感。
まさにヒーローたちのリーダー。
展開が読めていたものの、やっぱり登場すると胸アツでした。
新しいフラッシュ像
私はドラマ版のフラッシュが大好きですが、エズラ・ミラーのフラッシュもなかなか良かったと思います。
たくさんの仲間や恋人に囲まれてキラキラ明るいイメージのドラマ版のバリー・アレンとは対照的に、映画では友達もいなくて若干オタク感のある頼りがいの無い暗い少年として描かれていました。
そんなちょっと頼りないところも、等身大で私は好きでした☆
ドラマのフラッシュは王道のヒーローだけど、映画のフラッシュはまだ駆け出しで経験値ゼロ。そんなフレッシュなフラッシュが、ジャスティス・リーグのメンバーの助け合いを促すいいスパイスになっていたと思います。
それにしても、彼の走り方がドラマ版フラッシュと全然違ったのが面白かった(*^^*)今まで人の走り方の違いなんて着目したことなかったけど、そんなところにも特徴って出るものなんだなぁと面白く感じました。
残念だったところ
クライマックスで溢れるCG感
個人的にはあまり欠点は感じられませんでしたが、唯一残念だと感じたのは、最後の山場のバトルシーン。
ヒーローたちのバトルシーンは迫力あってそれぞれの能力が生かされていて見せ場もありかっこよかったけど、全体的に場面の背景というか空の色?がやたらオレンジが強くて、なんだかそのシーンだけとってもCG感に溢れていたのが残念。
最後に
ジャスティス・リーグに限らず、評論家的な人と一般の人とで作品の感じ方は違うし、それを言ったら一人ひとり全然違うわけなので、あまり前評判は気にせず、気になった映画はしっかり自分で見て自分なりに解釈すると、より映画自体が楽しくなるのかな、なんて思いました。
そして、チラホラ色んなレビューサイトにも書いてあったけど、エンドロールにおまけ映像がついているので、最後の最後まで離席せずお楽しみください(*^^*)