前回に引き続き、5月末の連休で訪れたワシントンD.C.の旅行記です。Part 2では、旅行中訪れた歴代の大統領の名前を冠した四つのモニュメントとその人物の歴史背景を簡単にご紹介します。
Part 1では、ワシントンD.C.市内の移動方法やホテル、オススメのレストランなどを紹介していますので、旅行の予定がある方はぜひこちらもチェックしてください~☆
トーマス・ジェファーソン メモリアル
アメリカ合衆国三代目の大統領のトーマス・ジェファーソンの大きな像が中にあり、建物自体は1943年ごろ完成したそう。
目の前はタイダル・ベースンという大きな湖で、開放感がすごい!
このトーマス・ジェファーソンは日本でも知名度の高い歴代アメリカ大統領の1人。アメリカ独立宣言の起草者として有名ですね。
トーマス・ジェファーソンは1800年の大統領選挙で大統領に就任しているけれど、実は選挙では対立候補と同率で、熾烈な選挙が行われたそう。大統領の職を離れたあとも、バージニア大学を設立するなどアメリカの発展の大きな原動力となった偉大な人。
このトーマス・ジェファーソン、数年前のイッテQ!で出川のおつかい企画をワシントンD.C.でやったときに、出川が全然覚えられなかった大統領の名前です(笑)この英語力&記憶力でアメリカ公文書館にたどり着けるのが本当にすごいし、日本人は出川のイングリッシュ魂を見習うべきだと本当に思う・・・私もその大胆さが欲しい~
フランクリン・ルーズベルト記念碑
トーマス・ジェファーソンメモリアルから湖に沿って5分ほど歩くと、フランクリン・ルーズベルト記念碑に到着。
ルーズベルト元大統領の銅像や池などが自然の中に立ち並び、静かな雰囲気。
ルーズベルトはアメリカの歴代大統領で在任期間が最長。アメリカの大恐慌を経験し経済を立て直し、第二次世界大戦の指揮を取ったりと多くの功績を残した大統領。アメリカ大統領選で4選を果たしたものの、第二次世界大戦終了直前に病死してしまったため、世界大戦の終戦を自分の目で見ることは叶わなかった。
Wikipediaとか見ると日本人に対して差別的だったって書かれてて若干ショックだったけど、あの時代の日本って今の北朝鮮よりヒドかったし、しょうがないというか当然か笑
リンカーン・メモリアル
ルーズベルト記念碑からさらに歩いて7分ほどの場所にリンカーン・メモリアルが。スミソニアンのメモリアルの中では一番有名かも?海外ドラマ「スリーピー・ホロウ」シーズン4の第一話にも出て来ました。
アメリカの奴隷解放に注力し、南北戦争で勝利しアメリカの分断を回避して統率した偉大の大統領として現在でも高く評価されている。リンカーンは、南北戦争終結の数日後にフォード劇場で家族と観劇中暗殺されて命を落としアメリカの歴史上初めて暗殺された大統領となった。この暗殺事件がきっかけで現在のシークレット・サービスができたそう。
ちなみに暗殺の犯人は俳優で、リンカーンを射撃したあと2階の観覧席から飛び降りて逃走したそう。飛び降りたときに足を骨折したものの足を引きずって走って馬車に飛び乗って逃げたっていうエピソードをみて本当に映画のような話だなぁとビックリ。犯人は結局10日後に見つかり射殺されたとのこと。
ワシントン記念碑
リンカーン・メモリアルの向かいに立つのがワシントン記念碑。他の3つのモニュメントは本人の銅像が立っていたけど、ワシントン記念碑は高い塔だけ。通常は中に入れるらしいけれど、私たちが行ったときは改修工事中で外から眺めるのみでした。
1884年に完成した169メートルの塔で、パリのエッフェル塔が完成するまでは世界で一番高い建物だったそう。
ワシントン大統領はアメリカの独立戦争で軍の指揮をとり、アメリカの初代大統領となる。ワシントンが大統領だったときに国務長官を務めたのが後の大統領のトーマス・ジェファーソン。
たくさん歩くので水とスニーカーを!
上記の4つを回るコース、調べてみたら2.1マイル(3.4キロ)ほどの距離がありました。そして各メモリアルは階段があったりするので、結構足腰にきます。
なので、たくさん歩き回れる装備をオススメします!
結構広い公園だけど、ところどころ飲食NGになっているのでその点も要注意。お弁当持参して食べようかと思ってたけどあまりそんな雰囲気ではなかった・・・休憩所にホットドッグなどの軽食やドリンクが売っているのでそこで買って食べましょう♪
スミソニアンの敷地内にはたくさんのガン(英語ではgooseっていいます)が。かわいいんだけど、そこら中にガンのうんちが落ちてるのでお気をつけください・・・(笑)ホントくさいので、踏んじゃったら大変!
Part 3では、美術館や博物館などをご紹介します☆