アメリカでは公開初週で1億ドルを突破
ついに公開されたワンダー・ウーマンを見てきました。
ワンダー・ウーマンはDCコミックのキャラクターで、去年公開されたバットマンVSスーパーマンにも少し登場していた女性ヒーロー。ちなみに、去年のBvsSとはストーリーもつながってないし評判も散々だったから、復習しておく必要なし!笑
今作では、ワンダー・ウーマンの誕生から世界を救う様子が描かれています。公開前から批評家からの評判も上々で、公開初週で1億ドルを突破。女性が監督した作品としては史上初の快挙だそう。
DC女性ヒーロー映画「ワンダーウーマン」が全米4165館で公開され、OP興収1億ドルでぶっちぎりの首位デビュー。女性監督による映画として史上No.1、今年に入って「美女と野獣」「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2」に次ぐ3番目のOP記録となる。DCEU、覚醒。 pic.twitter.com/B1oYixOlBl
— 映画情報 オスカーノユクエ (@oscarnoyukue) 2017年6月5日
ちなみに2位に入っていた映画は、同じく今週公開された「Captain Underpants」。日本語にすると「キャプテン・パンツマン」(笑)。ヒックとドラゴンなどで有名なドリームワークスが手がけたコメディでこちらもなかなか評判良し。でもノリ的に日本じゃやらないかな~・・・(^^;)
見ごたえ十分、大人向けヒーロー作品
DCの少しダークな雰囲気の中にも、コミカルさやかわいらしさも多く、ワンダー・ウーマンことダイアナに親近感を抱きやすい要素がたくさん。特にアクションシーンは完璧!アクロバティックで軽やかな身のこなしでありながら、衝撃の大きさや迫力が音響や映像で伝わってきてかっこよかったし、スローモーションをうまく駆使して迫力と見ごたえがかなり高まっていました。
映画『ワンダーウーマン』予告【HD】2017年8月25日(金)公開
予告でもところどころ流れているこのアクションシーン、絶対映画館の大スクリーン&大音量で堪能したい!
ワンダー・ウーマン誕生のストーリーとして神話がモチーフにされていたり、戦争や人間の本質を問いかけるテーマが含まれていたりと、単なるヒーローものではなく大人でも深く考えさせられる、そんな作品。
また、初めて出会った人間 クリス・パイン演じるスティーブとどのように信頼や関係を築いていくのかも見どころ。
私が足を運んだ劇場は、朝一の上映会にかかわらずほぼ満席。作品が終わりエンドロールが流れ始めるとチラホラ拍手する人もいるほどで、なかなか観客の満足度も高かったように思います。私も気に入りました☆
ワンダー・ウーマンを完璧に演じたガル・ガドット
ワンダー・ウーマンのあの衣装を完璧に着こなせる人はなかなかいないのでは。というか、もはや同じ人とは考えられないレベル・・・足長いしスタイルいい・・・実は映画「ワイルド・スピード」シリーズにも何作か出演経験のある彼女。
ガルはイスラエル出身で、女優になる前にイスラエル軍の戦闘トレーナーに就いていた経験もあるそう。あのアクションシーンの身のこなしはそのおかげ?ちなみに、それが原因でレバノンという国ではワンダー・ウーマンの上映が禁止されてしまったそう。宗教や政治的対立で、文化の交流までも絶たれてしまうのは悲しい・・・
主題歌はSia、曲の雰囲気も作品にぴったり◎
Sia - To Be Human feat. Labrinth - (From The Wonder Woman Soundtrack) [Official]
作品が終わってエンドロールの途中から流れるこの曲が、映画を見終わった後の余韻にいい感じに合っていてとてもよかった♪
歌詞の「To be human is to love」というフレーズがこの作品を良く表現しています。
いつものごとく、お隣の中国韓国あたりでもアメリカと同日公開なのに、日本は3ヶ月遅れの8/25公開予定・・・相変わらず遅すぎじゃないですかーーー(T-T)
公開遅い上にプロモーションも「女」を前面に押し出すセンスのなさでホントげんなりするけど、作品自体は本当に面白かったし、特にヒーローものが好きな方にはオススメできる内容になっていたので楽しみに待っていてくださいね☆