日本帰国直前に、「インクレディブル・ファミリー」をIMAXで鑑賞してきました。
- ファミリー作品が好き!
- ヒーローものが好き!
- アニメ映画が好き!
- アクション映画が好き!
映画の好みは人それぞれですが、どんな人でも間違いなく楽しめる作品でしたので自信をもって紹介できます!
ただ、本作完了前に前作のチェック&復習はマストなので要注意です。
あらすじ
悪と戦い、人々を守ってきたヒーローたち。だが、その驚異的なパワーに非難の声が高まり、彼らはその活動を禁じられていた------。
そんなある日、かつてヒーロー界のスターだったボブとその家族のもとに、復活をかけたミッションが舞い込む。だがミッションを任されたのは――なんと妻のヘレンだった!
留守を預かることになった伝説の元ヒーロー、ボブは、慣れない家事・育児に悪戦苦闘。しかも、赤ちゃんジャック・ジャックの驚きのスーパーパワーが覚醒し・・・。
一方、ミッション遂行中のヘレンは“ある事件”と遭遇する。そこには、全世界を恐怖に陥れる陰謀が!ヘレンの身にも危険が迫る!果たして、ボブたちヒーロー家族と世界の運命は!?
※公式HPより引用
インクレディブル・ファミリーのメンバー紹介
まずはファミリーたちの名前と能力を紹介します。
- パパ:ボブ/Mr. インクレディブル(怪力)
- ママ:ヘレン/イラスティガール(ゴム)←ONE PIECEのルフィみたいな
- 姉:ヴァイオレット(バリアで防御したり透明になったりする)
- 弟:ダッシュ(超高速移動)
- 赤ちゃん:ジャック・ジャック(ビーム光線、壁すり抜け、怒ると鬼に…など未知数)
家庭を守るのはパパ
ママがヒーローとして外で活躍する一方、家で子供たちの面倒を見るのはパパ。
主夫、というやつですね。
我が家も、アメリカ滞在中は主夫家庭でした。
私のアメリカ赴任が決まり、一度しかない人生でアメリカで生活できる機会もなかなか無いだろう、ということで主人に主夫になってもらい、家族そろって渡米しました。
子供はいないのでインクレディブル一家とは少々様子は違うけれど、こうした主夫はどの国でも年々増えているそうです。
男女とも平等の教育の機会が与えられている中で、給料の良い仕事に就く女性の数も増えるでしょうから、自然な流れなのでしょう。
映画の中のインクレディブルも私の主人も、やっぱり最初のほうは家事もあまりうまくなくて一抹の不安がよぎりつつも、でもとにかく一生懸命にがんばってくれていたので下手に手は出さずすべてお任せすることにしました。一度も一人暮らしを経験したことない中で悪戦苦闘しつつも毎日がんばってくれて感謝しかありません。
パパが四苦八苦しながら家事をこなす姿が主人に見えて、なんだか微笑ましい気持ちになっちゃいました。
我が家には子供がいないので子供の面倒については良く理解できていないけれど、コレを見て思ったのは、「自分で出来なきゃ別の人(物)に頼ろう!」ってこと。
やんちゃで手に負えないジャック・ジャックの世話に追い込まれ身も心も疲れ切ってしまったパパは、エレナ・モードに一晩ジャック・ジャックの子守をお願いすることに。
「他人に赤ちゃんを一晩も預けるなんて!」という意見も多いかもしれないけれど、私はこの決断は正解だったと思ってます。自分たちでできることなんて、本当に限られているし、頑張ってすべて完璧にこなすことに異議があるとは思えないんですよね。
他人にお願いしたり機械を買ったりする方が、時間にも心にも体力にも余裕が出来るし。
(そういえば、アメリカにいる間はベビーシッターさんをお願いする人が多かったけれど、日本もそういうサービスは一般的になりつつあるのだろうか…)
個性強い声優陣
前作から引き続き登場するフロゾン(一瞬で凍らせる能力)の声を担当するサミュエル・L・ジャクソンはもちろんのこと、今回はもう一人。
ストーリーの鍵を握るウィンストンの声を担当するボブ・オデンカーク。ドラマ「ベター・コール・ソウル」で主人公ジミーで有名ですが、彼の渋く癖のある声で一瞬で分かっちゃいました(笑)
ヴァイオレットとダッシュ不足
今回は、ヒーローとして社会で輝くママとそれを支えるパパ、そして自由奔放なジャック・ジャックの3人がメイン。
なので、ヴァイオレットとダッシュ好きには物足りないかも。
前作で2人が大活躍だったから、しょうがないんですけどね。
私も姉・弟の兄弟構成だったので、前作を見たときは2人のやり取りが他人事とは思えず。ヴァイオレットの片思いにもキュンキュンしたし、2人には思い入れがあっただけにちょっと物足りなく感じちゃいました。
その分、前作ではベールに隠れていたジャック・ジャックの本領が120%発揮されていて、その可愛らしさにトリコになっちゃいましたけどね。
シアター内も、ジャック・ジャックの可愛い一挙手一投足に笑いが起きてました。
アニメーション映画ナンバーワンのオープニング成績を記録!
「ファインディング・ドリー」がもっていたアニメーション映画のオープニング記録を塗り替え、レビューサイトでの評判も上々。
すでに全世界の興行収入は前作を抜いており、日本公開を前に世界中で大ヒットとなっています。
日本での公開は、8月1日です!
最後に
特にここ数年は家族のかたちは多岐に渡り、血のつながりがなくても家族と変わらず絆の強いファミリーも多いですね。
私は外で働くママの姿と、一生懸命兄弟たちをまとめようとするお姉ちゃんの姿に自分を重ねたけれど、きっと皆さんもインクレディブル・ファミリーの中に共感できるポイントを見つけることができるはず!