11年の時を経てリメイク
藤原竜也×松山ケンイチで大ヒットした「デスノート」実写映画。
昨今の邦画の実写映画のクオリティは散々なものだけど、この作品は面白かったし楽しめました。(続編「L Change the WorLd」はだいぶ酷かったけど・・・)
DEATH NOTE デスノート(スペシャルプライス版)【Blu-ray】 [ 藤原竜也 ]
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実は私は漫画をほとんど読みません。
そんな私が読んだことのある漫画は片手で数えられてしまうほど少ないのですが、「デスノート」はその中に入っています。面白くて大好きで、全巻買ったな〜。Lとライトの先の相手の一歩先を読む頭脳戦にしびれました。
あれから11年。
ハリウッドでリメイクされNetflixで配信されたので早速鑑賞してみました。
あらすじ
顔を思い浮かべながら名前を書くと、その人を殺すことができるというデスノートが、とある死神リュークによって地球にもたらされ、アメリカの高校生ライト・ターナーが手にする。
ライトが密かに想いを寄せる女子高生ミアと一緒に、犯罪のない世界の創造を掲げ、世界中の犯罪者を片っ端からデスノートを使って殺していき、自らをキラと名乗ると、いつしかキラの思想に同調する信者が世界中に増えていく。
そんな中、世界の捜査機関とコネクションを持つ謎の探偵「L」がキラ捜査に乗り出す。
Lとライトの頭脳対決の行方は・・・?!
ネタバレ無し感想
元々口コミが悪かったのであまり期待はしていませんでした。
全くつまらなかったか、と言われるとそういうわけではなかったけれど、残念ながら私が好きなデスノートではありませんでした。コンセプトとか作品の軸が変わっていて、単に「名前を書いて人を殺せるノート」という要素が残っただけ。
以下、ネタバレが含まれるのでご注意ください(>〜<)
ダメだったポイント
ライトがポンコツ
ミアを全然コントロールできない。
焦ってデスノートの秘密のヒントを口走る。
オリジナルのライトでは考えられないミスをしでかします。
ポンコツ、というか、普通の高校生。
ライトがこれでは到底オリジナルのような手に汗握る頭脳戦になるはずがない。
私にとってのデスノート最大の魅力である頭脳戦が、どこにもなかった。
Lが感情的すぎた
Lが黒人とかそういうことは私は全く気になりませんでした。
でも、Lが感情的すぎて若干引くレベル・・・
泣いたり怒鳴り散らしたり、そんなんで今までどうやって名探偵として事件の捜査できていたのか。
目を血走らせてライトを全力ダッシュで追いかけるなんて、Lがやっちゃダメでしょ・・・Lにさせちゃダメだよ・・・。
究極は最後。
ライトへの憎しみのあまり、デスノートの切れ端に名前を書こうとして映画終了。
いやいや、まぁ本当に書いたかどうかは描かれてなかったけどさ、Lがデスノートを使うことを少しでも思いつくなんて、そんなことあるはずなくて、そのシーン見て一気に萎えた。
2つをまとめると、オリジナルの一番の魅力である頭脳戦が成り立つ要素がそもそも映画になかったということ。
上映時間も短くてテンポも良かったので作品自体はつまらなくはなかったけれど、デスノートだとは到底思えなかった。
よかったポイント
ライトのデスノートでの殺し方がいきなりえぐい
デスノートを手にしたライトが最初に書いた死に方は、
頭部切断
いきなり?w
で、その同級生の頭のもげ方もなかなかえぐい映像。
そこの「振り切ってる感」はなかなか気に入りました。
CGではないリューク
オリジナルではリュークをCGで再現していましたが、今回は俳優さんが実際に演じています。もちろんほとんど影になって見えず、目がキラリと光っているだけだけど、オリジナルは明らかにCGだったのでそういう違和感が解消されていたのは良かった。
ちなみにリュークを演じたのはウィレム・デフォーという俳優さん。
骨格がリュークに似てる?w
まとめ
正直あまりオススメではないですが、怖いもの見たさで鑑賞してみてもいいかも。
ちょろっとマシ・オカも出てましたし。
でもやっぱ、デスノートの面白さは漫画に詰まっています☆
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