刑事裁判専門の敏腕女性弁護士・アナリースと、その助手・インターンたちの法廷ドラマ兼サスペンス。
シーズン3になっても、相変わらずアナリースは傲慢で強気(私はそんなアナリースが好きですが^^;)。
「身近で殺人事件起きすぎじゃない?」とツッコミを入れたくなるほど周囲の人が次々と殺されていくところも、これまでのシーズンの流れから大きな変化はなく、
- 毎回の法廷シーン
- アナリースとインターン生たちが巻き込まれる事件のサスペンス
のダブルの面白さが堪能できます。
アナリースの夫・サム、ウェスの恋人・レベッカと、シーズンを重ねるごとに身近な被害者が増えていく中、今回のシーズンではついに仲間の誰かが犠牲に。
シーズン3の中心は、アナリースの自宅の火事。
- 火事が起きた夜、いったい何が起きたのか。
- 誰が犠牲になったのか。
- なぜそのメンバーは殺されてしまったのか。
どんでん返しの連続で、最終話の最後の瞬間まで見逃せない!
シーズン3の前に。
おさらいポイント
- 10年前、アナリースは出産目前に車の事故にあい、生きた息子に会えなかった。
- フランクは、事故を仕組んだ男側から賄賂を受け取りアナリースの部屋に盗聴器を仕掛けた。「その行為がアナリースの息子を死に追いやったのでは」と自分を責め続けている。
- シーズン2の最後、アナリースはライラの死の真相を知ると同時に10年前の事故の真実を知る。その結果、フランクはアナリースの信頼を失った。
シーズン2に出てきたマホーニは、シーズン3ではかなりの重要人物です。
シーズン2についてはこちらをご覧ください
見どころ
サスペンス要素が強いシーズン
このドラマの一番の特徴は、
- 法廷ドラマ
- サスペンス
の2つの軸で構成されているところです。
つまり、
法廷で刑事裁判の被告を弁護する法廷ドラマ(毎エピソード)
であり、同時に
シーズンをつうじて1つの事件を解き明かしていくサスペンスドラマ
でもあります。
このシーズンでは冒頭にも触れたとおり、仲間のうちの誰かが命を落とします。
それゆえ、サスペンス要素がより強かったシーズンでした。
一方で、法廷ドラマの要素はかなり減り、シーズン後半ではアナリース自身が容疑者として裁判にかけられます。
法廷ドラマの要素が減ったという点は、正直私にとってはマイナス要素です。
アナリースがドヤ顔で相手検事を一刀両断するところが最大のお気に入りだったので・・・。
サスペンスパートは、二転三転してこちらの予想がどんどんと裏切られていくところがおもしろく、相変わらず中毒性があります。
オリバー
オリバーは、アナリースのインターン生・コナーのボーイフレンド。
これまではちょい役でしたが、このシーズンからアナリースの仲間に正式(?)加入し、コナーとアナリースのチームを手伝います。
彼は弁護士ではなく、ITオタクスキルに長けた子。笑
アナリースのケースを助けるため、時にはハッキングなどのきわどい手段を使いながら、被告人に有利になる情報や証拠を集めます。
高度なコンピュータスキルもさることながら、オリバーは仲間が殺され残されたメンバーが疑心暗鬼になり分裂しそうな状況の中、冷静で的確な判断思考を持っていました。
そして、とても優しくて思いやりがある。
このドロドロしたドラマの中でキレイに描写されすぎでは?とも思いましたが、パートナーのコナーの期待はずれ感も後押しし、とてもいい子に見えました。
コナーよ・・・見た目は男前なのに・・・中身が残念すぎるよ・・・。
女々しい男の子は好きじゃない!笑
まとめ
主要メンバーの一人が殺されるという衝撃的なシーズンを向かえ、シーズン3がこの作品全体のターニングポイントであると言っても過言ではありません。
マイナスなことも書きましたが、作品のファンとして十分楽しませてもらったことは間違いなく、これから鑑賞する人にもオススメできると思っています。
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(*追記)
アメリカではシーズン4の放送も終わりました。超良かった!
やはりシーズン3がターニングポイントという印象は正しかったと改めて思いました。
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これから見るたくさんの人のためにも、シーズン3で誰が殺されたのかTwitterとかで言わないであげてくださいね(^▽^)/
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