911, What is your emergency?
海外ドラマや映画が好きな方なら、このセリフを何度も聞いたことがあるでしょう。
今回ご紹介するのは、アメリカにおいて緊急時のダイアルナンバーである911を題材に、有名プロデューサーのライアン・マーフィーが手がけた新ドラマ、9-1-1。
シーズン1(全10エピソード)の放送も大人気で、早々にエピソード数を増やしてシーズン2の続投が決定するほど。
これまで警察や消防、レスキュー隊など各組織にフォーカスした作品が多かったので、9-1-1のように一つの事件・事故に着目して超組織的に人物や救出の様子が描かれるこの作品はとても新鮮に映りました。
あらすじ
緊急通報の911の電話を受け取るオペレーター、事件の通報を受け現場に駆けつける警察官、けが人や病人の救助を行う救命士、事故などの現場から人を助け出すレスキュー隊…
アメリカの911宛には日本と違い、事件も急病も事故も全て通報されてきます。
救助の現場で活躍するメンバーの姿だけでなく、それぞれが私生活で抱える介護・子育て・恋愛・家族との別れなどの苦悩も描かれます。
あらすじと関係ないけど、このポスター、すごく好き。
これがきっかけでドラマに興味を持って見始めました。
ありそうで誰もが想像する場面からこそ、どう描かれるのか気になったんです。
見どころ
とんでもない事件・事故
- ジェットコースターから落ちる
- 飼っているヘビが首に巻きついて窒息しかける
- 浮気がバレそうになってとっさにベランダから飛び降り大怪我
挙げきれないけど、毎回通報されてくる事件・事故が想像を超えてきます。
全ての人たちを救えるわけではなく、時に残酷で悲しい結末を迎える事件もあるけれど、でも組織の枠を超えて協力し合うチームの姿に毎回勇気をもらえます。
作品全体の雰囲気は明るく人間味溢れ、ヒューマンドラマの要素がかなり強いけれど、事件・事故の描写は少しグロいなぁと感じることも多かったので、そういうシーンが苦手な方は覚悟して見てみてください(笑)
特に、終盤のエピソードの中で事故で腰から体が真っ二つになった人が少しの間生きていたシーンは、グロいのとその人が苦しそうなのと、遺す息子への言葉のリアリティさとで、胸が気持ち悪くなった…
人間模様
上述のとおりヒューマンドラマの要素が強く、登場人物たちの人間模様も見どころの一つ。
特に印象に残っているのは、消防チームのボス・ボビー。
辛い過去を背負い、ひたすら自分を責め、でも現場では誰よりも頼りになる存在で、ボビーの不器用さや真面目さがにじみ出ててちょっと共感しちゃいました。
職場にいたら、一番気になるのはボビーみたいなタイプかも(笑)
最後に
現時点(2018/4/26)で日本での放送は未定ですが、アメリカではこれだけ人気だししばらくしたらどこかで放送か配信されるんじゃないかな?
Gleeやアメリカン・ホラーストーリーで有名なライアン・マーフィーの新ドラマ、ぜひぜひ要チェックです★
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