やったーーーーー!
マシ・オカ演じるヒロ・中村がNYの街の中心で腕を上げながら叫ぶシーン。
海外ドラマファンならずとも、一度は見たことがある有名なシーンではないでしょうか。
このシーンで有名な「HEROES」は、2000年代後半にアメリカで放送され人気を博し、日本人俳優マシ・オカの活躍もあって日本でも人気となりました。
2000年代前半は、ちょうど「24」が放送され日本でも大ヒットとなり、海外ドラマ自体がとても注目を浴びていた時期です。
そんなHEROESもシーズン4をもって2010年に放送を終了。
作品自体は終わってしまいましたが、マシ・オカは「ハワイ・ファイブ・オー」という長寿ドラマでレギュラー出演しており、同じく中心キャラクターの「サイラー」を演じたザカリー・クイントは、その後大人気映画「スター・トレック」のスポック船長役で出演するなど、多くの作品で活躍しています。
HEROESリボーンってどんな作品?
そんなHEROESが、2016年戻ってきました。
サブタイトルの「リボーン」に表現されているように、キャラクターや時代も新たに作られています。
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そんな「HEROESリボーン」、日本人の私から見るとやっぱり日本の描かれ方が興味深いです。
HEROESのシーズン2で、ヒロが戦国時代にタイムスリップしましたが、描かれ方が大分面白いなと思いました。
今回もメインで2人の日本人の男女が登場します。
女の子は、ミコという名前の通称「刀ガール」。大きいリボンにコスプレのような派手な衣装、日本刀・・・。制作側が持つ日本人の女の子ってこんな印象なのかな(笑)
そして、そのパートナーのレンという男の子は、どこからどう見ても「ベイマックス」のヒロにしか見えない・・・。
ミコを演じる祐真キキちゃん
先日SMAPの中居くんの番組で海外ドラマを特集していた際にゲストとして出演していました。
日本生まれ、日本で育ち、ずっと海外ドラマが好きで海外にあこがれながら、高校では1年間アメリカに留学したり卒業後は海外ボランティアに参加するなどの経験があるそうです。
国際的な女優を夢見ていた彼女は、日本で活動をしていても国際的な女優になるのは難しいと判断し、LAに活動の拠点を移し、今回HEROESの続編という大作で、メインキャラクターの役を獲得しました。
また、能力者の一人として、人気ドラマ「CHUCK」で主演を務めたザッカリー・リーヴァイも出演しています。
ザッカリーは今年のトニー賞にもノミネートされていて、CHUCK終了後も様々な方面で大活躍中ですね。
今日のセリフ
能力者を追い詰めるなぞの組織の女社長エリカが部下に話したこの一言。
Mr. Harris underestimated the situation.
underestimateは「過小評価する、見くびる」という意味です。
この場面では、「甘く見る」という日本語がフィットしますね。
estimateは「見積もる、評価する」という動詞としての意味や、「見積書」という名詞としても良く使われます。
そのestimateにunderがつくので、実際よりも低くみるという意味になり、そこから見くびる、甘く見るという意味につながります。
ちなみにその逆で、実際よりも高く評価していた場合は、overestimateを使います。「見込み違いだったわ」「過大評価していたわ」というような場面で使います。
最後にもう一つ。
Mr.●●の●●には、フルネームかラストネームが入ります。
Mr. Davidなどのように、Mr.の後ろにファーストネームを置くと不自然な表現になりますので注意が必要です。
メールを送る場面で相手のフルネームが分からないということはあまりないと思いますが、相手に問いかけるときに「Mr. David」などと言わないように気をつけましょう!
どうしても相手のラストネームが思い出せない場合は、「Sir」と呼びかけると丁寧で良いでしょう。