Netflixオリジナル『エミリー、パリへ行く』シーズン1を鑑賞。
(c) 公式サイトより
アメリカからパリに海外赴任した若い女性の物語。
ラブコメらしいライトな内容ではあるものの、文化の異なる異国の地で働いたり生活したりすることの難しさも描かれていて、30歳の時にアメリカ赴任した経験が思い出されました。
『エミリー、パリへ行く』
— Rio (@nami11star1) 2021年7月8日
コロナで海外旅行に行けない今、異国の雰囲気を存分に感じさせてもらえるステキなドラマでした🌍✨
エミリーだけじゃなく、登場人物みんな、自分に合ったファッションでオシャレ💄👠
ストーリーも見やすかったし、シーズン2が今から楽しみ! pic.twitter.com/Ey6Jts7SSL
<こんな人に特にオススメ>
- 海外が好き!海外旅行に行きたい!
- ラブコメが好き
- パリでの生活に憧れる
- リリー・コリンズのファン
(c) 公式サイトより
あらすじ・基本情報
シカゴでマーケティングの仕事に励んでいたエミリー・クーパーは、思いがけずパリで念願の職を手に入れ、仕事に恋に友情に全力投球の夢の海外生活を開始する。
公式サイトより引用
◆基本情報◇
- 全10話
- 各話約30分
- ジャンル:ラブコメ
以下ネタバレが含まれます
異国の地で生活することの難しさ
エミリーはひょんなことからパリへの海外赴任のチャンスをGET。
初めこそ意気揚々としていたものの、言語や文化の差に四苦八苦します。
- 仕事関係のディナーやパーティの場で仕事の話をしようとすると、上司からたしなめられる
- 8時半に出社したのに、みんな10時半すぎに出社。施錠されたオフィスの前で2時間も待たされる
- 建物の階数の数え方が違う。パリでは1階がグランドフロアで、2階が1階。
違う国の人を相手にする場合、自分の常識が違うために悪気がないのに相手を傷つけてしまったり、大きな誤解が生じたりというのは、グローバル化が進む現在、どこでも起こりうること。
エミリーは持ち前のスーパーポジティブな性格で乗り越えていたけれど、特に日本人はシャイな人も多いし、文化の違いを大きなストレスに感じる人も少なくなさそう。
以前読んだ『異文化理解力』という本は、ぜひ多くの人に読んでもらいたい一冊。
私自身、アメリカ・フランス・中国・シンガポール・ドイツ…と多くの国の人と一緒に仕事をする機会をもらいました。
もちろんステレオタイプは良くないし100%当てはまるものではないけれど、やはりその国ごとの人柄はあるし、国ごとのタブーや考え方を知っておいて損はないです。
例えば時間感覚1つとっても、国や文化によって全然違う!このちょっとした違いを知らないと、誤解やイライラの原因に。
私自身はパリに行ったことがないので街の雰囲気とかはわからないのですが…
本作では、【パリの人=冷たくて意地悪】という印象で描かれていました。
- 花屋やパン屋で困って英語で聞いても、フランス語をまくし立てる。冷たい。
- 同僚がフランス語でエミリーを揶揄して笑ってる
- ステーキをミディアムで頼んだのにレアで出てきたから文句言ったら「お前が悪い」と言われる
ドラマの中でエミリーがパリで最初にできた友人のミンディ(中国系の女性)は、フランス人の印象について「中国人は見えないところで意地悪だけど、フランス人は真正面から意地悪」と言っていました。
私も何人ものフランス人と仕事を一緒にしてきましたが、もちろんプライドが高くて気難しい人もいますが、優しくて付き合いやすい人もたくさんいました。
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あわせて読みたい ー 経験談→アメリカと日本の働き方の違い
エミリーの男運
本作はラブコメなので、短い中でもたくさんのロマンスに溢れています。
さすが愛の国、フランスだね!
ただ、短い10話の中でエミリーが関係を持った男性がみんな微妙…
- シカゴにいたときからの彼氏(ダグ)
・・・エミリーがパリに赴任早々、「遠距離恋愛は無理」と根を上げて破局 - パリで出会った哲学者(ポール)
・・・ちょっと人を見下している感じ。 - 下のフロアの住人、レストランのシェフ(ガブリエル)
・・・パリでできた友人・カミーユの彼氏。なのに…
エミリー、可愛いしポジティブだし、好感持って見ていたんだけど。
最後の最後にガブリエルと寝て、かなり冷めてしまった…
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もう会えるのは最後だと思ったんだとしても…
実質カミーユとの関係が終わっていたんだとしても…
親友の彼氏と寝るなんて、ちょっと理解できない…
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これは、欧米の人との価値観の違いなのかも。笑
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