麻薬カルテルが題材の新・海外ドラマ『Queen of the South/クイーン・オブ・ザ・サウス』
日本では、ネットフリックスでシーズン3まで配信中。(※2020年6月現在)
麻薬カルテルが題材の作品って実はたくさんあり、それほど珍しくありません。
洋画や海外ドラマが好きな人なら、いくつか思いつくのではないでしょうか。
私がパッと思いつくだけでも、海外ドラマだと「ブレイキングバッド/Breaking Bad」、映画だと「ボーダーライン」。
どちらもシリアスで重厚で見ごたえ満点。
「クイーン・オブ・ザ・サウスが気になる!見てみたい!」
という方に、見どころやオススメポイントを3つ紹介します。
読めない心理戦
- 主人公 Teresa
- Teresaを追う麻薬カルテルのボス Epifanio
- その妻 Camila
それぞれがの思惑があり、手を組んだり裏切ったりする心理戦や駆け引きが面白い!
一歩先を見越してあえて不利なことをするんだけど、私はそこが読みきれず、「なんで~??!!」と、テレビの前で1人でモヤモヤしてました(笑)
見てて思ったのは、やっぱり追い詰められた者のヤケクソ的な逆襲って怖い。
よく「失う物がない者が一番強い」と聞くけれどまさにそれ。
あとは「あいつに奪われるくらいなら自分の手で破壊してやる」的な。
女性キャラクターがメイン
麻薬カルテルを題材にした作品は珍しくないですが、女性がメインの作品は今までになかったのではないでしょうか。
この作品の主人公はTeresaだけど、個人的にはCamilaも好き!
麻薬カルテルのボスの妻であり、娘を想う母でもあり、自分もドラックビジネスを仕切るビジネスマンでもあり。
それほどたくさんの責任や仕事があったら、物事に埋もれて毎日必死で生きる感じになってしまいそうなのに、Camilaは強い野望を持ち続けて、どんな局面でも冷静でその場を支配するパワーを持っているのがかっこいい。
女性なんだけど、すごく怖い。
カルテルのボスの風格満点。
Teresaも根性があって勘が働く機転の利くタイプの女性なので、見ててすごく刺激になりました。
ジェームス役を演じるPeter Gadiotが超イケメン
3つ目は女性限定の見どころになっちゃうけど・・・
Camilaの右腕として活躍するJamesを演じるPeter Gadiotがマジでかっこいい。
ほら!笑
Camilaの右腕だし、Camilaの命令で暗殺とかの裏仕事もこなすだけに、シリーズ途中で死んでしまわないかハラハラしながら見てました(^^;)
さすがナンバーツーだけあって冷酷な仕事でもテキパキこなす反面、たまに優しい部分も垣間見れます。
そこがいい!
Peter Gadiotが気になって調べてみたら、Supergirlのシーズン2にゲスト出演していました。
カーラのウェディングドレス姿、キレイ・・・♪
Supergirlではだいぶブッ飛んだキャラクターを演じていて、Jamesのキャラクターに慣れ親しんだ私にとっては、終始違和感。
Peterが出演したのは、シーズン2・バレンタインデーがテーマのエピソード。
シーズン2の中では私の一番お気に入り。
この作品は、小説が原作です。
ドラッグディーラーのボーイフレンドが殺され、そのボーイフレンドから託されたものが原因で麻薬カルテルから追われる立場になったTeresaが、どう生き延びてのし上がっていくのか、ドラマと同様ハラハラしながら読むことができます。
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