30歳になっておよそ10ヶ月。
10代、20代のときは、30歳ってもっと大人だと思っていたけど、意外と30歳になっても昔と変わらないことの方が多いかも。まだまだ大人には程遠い・・・。
私の母親は、25歳の時に私を出産。
つまり、私と同じ年の頃には5歳の娘がいたということ。
なのに今の私には、子供を持つことがまったく想像できない。
子供が欲しくないっていうネガティブな気持ちはないけれど、子供を持つことを真剣に考えたこともなければ、正直まだそんな覚悟もできていない。
この年になり、半分近くの友人がすでに子持ち。
子供を産む時の痛みや、育てることの大変さを身近な友人から聞く話は、他人から聞く話と違ってやけにリアリティが強く、自分が最後まで責任持って子育て全うできる自信がどんどん薄れて行きます。
日本の初産の平均年齢は30.6歳だそう。
もう完全に過ぎましたね(汗)
うかうかしてられないんでしょうけど、覚悟もつかない・・・。
昔はなんとなくこの年くらいになれば子供がいるのかな〜なんて思っていたけれど、仕事と趣味と結婚生活に全力で取り組んでいたら、気がつけばこんな年に。
でも30代の10年間は、とても重要な時期のはず。
「気づけばこうなってた」
なんてことにならないように、どんな人生になるにしても、きちんと自分でしっかり人生を描いて生きないと。
この10年間の目標を今立てるのはなかなか難しいけど、当面数ヶ月〜数年間頑張りたいことを、自分自身を鼓舞するためにも列挙してみます☆
1. 貯金
子供を産むにせよ、産まないにせよ、家を買うにせよ賃貸を続けるにせよ、これからの人生なんだかんだお金が必要。
これまでは自分の好きなことを優先してお金を使ってきたけれど、これからはもう少し「貯める」ことを意識しようと思います。
これまでの人生、世の中のお金の仕組みってほとんど学んできませんでした。
私は「受け身」人間なので、教わることは一生懸命勉強してそこそこ知識を身に付けたけれど、学校で教わらないいわゆる「社会の仕組み」はあまり知らずに社会人になりました。
一般企業に入社してから、大人たちが当然知っているような著作権や取引の基本など、基礎の基礎もよく分からない自分に愕然としたなぁ。
学校の成績は良くて自信もあって、勉強からとっくに卒業したと思ったのに、こんなにまだまだ学ぶことがたくさんあるのか、と。
お金についてもほとんど何も知識がないままでこの年になってしまったので、本をたくさん読んだりセミナーに出たりして、これから勉強しようと思います。
仕事とか学校とかの成績のためじゃなく、自分の人生のために(*^▽^*)
2. 周りに流されない
特に仕事場。
分からない箇所があれば、きちんと質問をしてその場でハッキリさせる。
・・・仕事中の基本のきですよね・・・。でも、難しい。
「今、こんなこと聞いていいのかな?」
って変に遠慮しちゃう自分がいて。
今年アメリカに来て、少し変われている気がしています。アメリカでは変な気遣いがあまりないので、そういう姿勢を見習おうと頑張っています。
有給休暇の取得や、帰るタイミングもそう。
別に休めない会社ではないのに、みんなの取得のペースを基準に遠慮していたけれど、業務の状況と兼ね合いを取りつつ、もっと積極的に有給休暇を取って、仕事以外のプライベートに割く時間をもう少し増やしたいなぁと思います。
アメリカの会社では、週末の前なんて定時前からみんな帰り始めて定時にはほとんど誰もいない。平日でも夕方6時くらいに外出すると、働き盛りと思われる男性たちが家族と買い物に来ていたり公園をベビーカーを押しながら散歩をしたりする姿を、本当によく見かけます。
地域差はあると思いますが、仕事とプライベートをしっかり両方楽しんでいます。
西海岸の金融業のビジネスマンは、ニューヨークのある東海岸の市場スタートに合わせて朝6時・7時には出社して仕事し始めるんだそう。でも、その分昼の2時3時には帰り始めるから、ハイウェイはその時間になるといつも大混雑。
私も、今までは周りに合わせた仕事の仕方だったけれど、もう少し自分らしく生きようと思います。周りに合わせることが悪だとは思わないので、うまくバランスを取りながら。
3. 活字を読む
私は、契約書を書いたり読んだりする仕事をしています。
契約書ほど、小難しくて読んでいても楽しくない書類もなかなかない。笑
その反動か、海外ドラマ・映画を見ることが趣味になりました。
私のプライベートの時間の大部分は映像を見ることに費やしています。
この趣味が私の中でとても大事な時間なのは、30代になってもしばらくは変わることはなさそうなのですが、もう少し活字を読む時間を増やしたいなぁと思っています。
目標の1. の中にも書いたような知識や情報って、やっぱり活字から取り入れるのかなって。そういう知識だけではなくて、社会の出来事や一般常識なんかも、やっぱり活字を読まないとなかなか身につかない。
今はネットニュースやテレビ番組が主な情報源。結構な時間を割いているけれど、やはり十分知識が身についているとは思えないんです。
アメリカ人の同僚とディナーした時、本当にいろんなことを知っていて自分の無知さに焦りを感じました。知識って、ディナーでの会話のタネになったりコミュニケーションにも欠かせない。
見た目も中身もコテコテのアメリカ人から、いきなり「日本の天皇が退位を希望しているってニュースを読んだけど、日本人としてはどう思っているの?」みたいなことを聞かれたんです(汗)
天皇の退位って、ニュースではきっと見たことある人多いですよね。でもそれを自分の言葉で説明するためには、きちんと理解してからでないとできない。その結果、
(・_・;
こんな顔になったのを覚えてます(笑)
特に私は、ほとんどディスカッションとか、意見を表明・交換する機会を経験したこともなかったし。・・・なんてことは全然言い訳にならないんですが、社会人たるもの、日本だろうが海外だろうがそういう場面はこれからますます増えるでしょうし、知識を身につけないとダメだなぁと実感しました。
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でも、人間は少し疲れるから、生まれ変わるなら猫がいいな。