『ミッション:インポッシブル』最新作、映画館で観てきました。
(c) 公式サイトより引用
え、これ、160分もあった?
ってくらい、あっという間。
というか、まだまだ終わらないでほしいと感じるほど。
冒頭のシーンから最後まで、途切れることなく続く緊迫して迫力溢れる映像と音響を最大限堪能できるように、ぜひ映画館まで足を運んでほしい。
『ミッション:インポッシブル/デッド・レコニング PART ONE』
— Rio (@nami11star1) July 29, 2023
否が応でも最高値まで高まっていた期待値を軽々と超えてきた!
一つ一つのシーンに「観る人を驚かせたい、楽しませたい」っていう製作側の気持ちをすごく感じたし、始まった瞬間から終わるまでアドレナリン出まくりでした🤩 pic.twitter.com/ymOInNtGWb
なお、タイトルにある「デッド・レコニング(Dead Reckoning)」とは、
船や飛行機でコンパスなどを用いて現在地点や針路及び速度を推測しながら割り出していく航法
のこと。
まさに本作の"カギ"となるこの点は、映画が始まってすぐにストーリーに絡んできます。
(c) 公式サイトより引用
以下、ガッツリネタバレがあります。
未鑑賞の方はお気をつけくださいませm(__)m
さらに磨きのかかるアクションシーン
他の作品の予告で、このクレイジーなスタントのメイキング映像を見た人も多いはず。
バイクで崖から真っ逆さまになるシーン。
もちろんスタントなしで、トム自らが撮影。
(スタントがやっていたとしても、そのスタントの人すごすぎるけど)
飛んだ本人が一番生きた心地しなかっただろうけど、周囲の人全員が固唾を飲んで見守ったことがよく分かる。
スクリーンで見ただけの私ですら、息するのを忘れるくらいだったから(笑)
(c) 公式サイトより引用
思い返すと、私が映画館通いが趣味になって最初に公開された本作シリーズは、『ゴースト・プロトコル』。
好きすぎて、そしてまだ若くて独り身だったこともあり、一人で六本木ヒルズのレッドカーペットのプレミアに行ったんです。
その作品では、ドバイの世界一の高さを誇るブルジュ・ハリファでのスタントがかなりスリリングだと話題に。
その時すでに「トム・クルーズはこのシリーズに命かけてるなぁ」ととても驚かされたけれど、あれから10年以上が経った今でも、コンスタントに公開されているこの『ミッション:インポッシブル』シリーズで毎回、驚きのスタントを見せてくれるトムに、ただただ尊敬の気持ち。
無理をしたり怪我をしたりしないでくれ、と祈るばかり・・・
この作品ではこの崖からバイクで落ちるシーンがあまりに有名ですが、それ以外にも
- 全力疾走で走り回り、
- カーチェイスで町中を駆け回り、
- 高速列車の上での決死のアクションに、
- 崖から落ちそうな列車から命からがら逃げ回る
など、とにかくハラハラ大興奮のシーンばかり。
(c) 公式サイトより引用
色々な形で、観客を楽しませようと工夫して挑戦する気持ちが伝わってきました。
---------------------------
ちなみに私が特に印象に残っているのがオリエント急行を舞台にした一連のシーン。
暴走する列車、出口がない密室の状況、目の前に迫る崖・・・
スリリングな要素が詰まった最高のクライマックスのシーンでした。
メイキング見て知ったけど、本当に電車の車両を崖から落として撮影したんですね笑
もう、スケールが違う・・・
やっぱり、とことん追求して妥協しなかったからこそ、これだけ迫力とリアルティのある映像と、面白い作品が作れたのでしょうね。
グレース、いいじゃん!
SNSを含めてちまたではグレースが不人気なのは承知の上で、あえて言います・・・
グレース、良かったよ!!!
(少なくとも)私はあなたがこの作品にいて良かったと思ってるよ!!!
(c) 公式サイトより引用
おなじみのイルサに対する強い思い入れは確かにあるけれど、グレースはグレースとして、新しい一人のキャラクターとしてとても魅力的だったし、『デッドレコニング』のしかもPART ONEとまだまだ序盤の中で、とても強い印象で期待も高まった。
機転が効いて逃げ足が早いところとか、
手癖が悪くてこっそりなんでも盗んじゃうところとか、
暴走するオリエント急行での活躍とか・・・
IMFのメンバーとしての素質を十分備えているように感じました。
これからストーリーを重ねるごとに、キャラクターとしての深みとか観客の感じる親近感とかが増していくと嬉しいな。
イルサは残念だった・・・あれほどクールでかっこよくて雰囲気のあるキャラクターがいなくなってしまうのはすごく残念。
新キャラのグレースを演じていた女優さん、どこか見覚えのある方だな〜と思ったら、マーヴェルのドラマ『エージェント・カーター』で主役を務めていたヘイリー・アトウェル。
まったく違ったキャラクターだけど、世界を救うために欠かせないキャラクターであることは共通してますね。
あわせて読みたい
『スパイダーバース:』アクロス・ザ・スパイダーバース
同じく2023年に公開、かつパート2に続く作品として少し似てるかも。
こちらもとても面白かったし、間違いなく2023年のベスト映画上位に食い込む作品!