ついに『オリジナルズ』のシーズンフィナーレを見届けました。
(c) 公式サイトより引用
ヴァンパイアの起源となった、マイケルソン兄弟。
兄のイライジャ、弟のクラウス、妹のレベッカ。
最恐で殺すことのできない存在として、圧倒的な存在感を放つ兄弟に焦点を当てたこのドラマシリーズも、ついにシーズン5。
どのように終わっていくのか、期待と寂しさとが入りまじった複雑な気持ちで見届けました。
『オリジナルズ』最終シーズン
— Rio (@nami11star1) July 31, 2023
泣いた…
泣きまくった😭
TVDから大好きなシリーズ、納得かつ満足の終わり方でした。キャロラインもたくさん出てきたので嬉し涙🥲
Always and Foreverを”とこしえ”って訳した人の知識とセンスにも感動。 pic.twitter.com/m9gzp9Y6oO
以下、ネタバレが含まれるのでご注意ください。
愛するキャラクターたち
シーズン5まで見てきて、マイケルソン兄弟はもちろん、これまで作品を支えてきたキャラクターたち一人一人に、愛着を強く感じています。
シリーズフィナーレを迎え、みんながどんな道を辿るのか。
このシーズンを見始める前に、一番気にしていたところでした。
ところが・・・
このシリーズの要であるヘイリーが、シーズン序盤、ハイブリッドからヴァンパイアにされ、しかも娘のホープを救うために敵と相打ちになり命を落としてしまいます。
(c) 公式サイトより引用
しかも、イライジャがクラウスの邪魔をしなければ、ヘイリーは死なずに済んだのではないか・・・
そう思うと、なんかもう心の中は絶望で真っ黒・・・
シーズン1から、いやもっと言えば1000年も前から家族を最優先にして生きてきたイライジャというキャラクターを、最終シーズンで最も大切な人であるはずのヘイリーを見殺しにさせてしまうという脚本に、（言葉は悪いですが）イラッとしてしかたがなかった。
でも、クラウスとイライジャがお互いをホワイトオークで刺し合う結末に至るためには必要だったのかな。。それでもヘイリーの死は辛いけど・・・
(c) 公式サイトより引用
レベッカも、残りの人生を人間として生きて、寿命を全うすることを決意。
（ヴァンパイアの人生の長さを考えれば）そう遠くはない将来、天寿を全うする日を迎えることになります。
1000年以上続いたオリジナルズの伝説の終わり方は、切ないけれどもこれ以外のストーリーはないだろうな、という、個人的には完璧なものでした。
そしてジョッシュ。
同じくシーズン1から、マルセルやマイケルソン一家を支えて、種族を超えて多くの人と友人になった心優しいヴァンパイアも命を落としてしまいます。
ジョッシュの存在がかなり物語をソフトで明るくしてくれていたので、死んでしまった時は、またしても絶望でした・・・
でも、死後の世界なのか最後にジョッシュが見た幻想なのか、エイデンとついに一緒になれるところを見て、、、号泣😭
(c) 公式サイトより引用
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舞台となったニューオーリンズという街
シーズン1から一貫して、舞台となるのはニューオーリンズ。
この作品を見るまでは、ニューオーリンズといえば"ジャズ"と"ハリケーン・カトリーナ"のイメージでした。だけどアメリカでは、ニューオーリンズはヴァンパイアなどの"超自然的"な存在の伝説が多い街なんだそう。
クラウスとイライジャのモデルになっているかどうかは定かではありませんが、ニューオーリンズにはカーター兄弟の伝説があるそう。
カーター兄弟は、人間の血を飲むといわれ、大量殺人の罪で捕まり、処刑され、墓地に遺体を安置されたものの、後から確認するとそこに遺体は亡くなっていて、それと同時期に街の中でカーター兄弟とそっくりな人物の目撃情報があった、というもの。
この出来事も、フレンチクオーターで起きたそう。
作中でよく出てきた地名ですね。
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さらに、オリジナルズではよく墓地のシーンが出てきましたが、特徴的だったと思いませんか？
よくアメリカの作品で見かける墓地とは違い、埋葬されず、地上に作られた建造物のようなものの中に遺体を保管するそう。
これは、ニューオーリンズの地理的な特徴によるもの。
海抜より低く、そして地盤が弱い土地のため、埋葬すると水害の際にお墓がダメになってしまうことから、このように地上に埋葬するスタイルが定着していったそう。
ユニークな文化で、お墓そのものが観光名所として人気になっています。
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